イイ子ちゃんが自分と向き合う方法 -2ページ目
あれから結局どうしたかというと
イイ子ちゃんは
もれなく大人の期待を裏切らないので
担任の先生に勧められた大学に
部活と委員会活動の功績も加味して
自己推薦で進学する事を
高校3年生の7月に決めました…^_^;
イイ子ちゃんのメリットが
遺憾なく発揮された瞬間ですね(笑)
面接対策も
自己分析や自己アピールは
自然と先生や友達が手伝ってくれて
スムーズに進みました^_^
目標になった大学は
得意2科目だけで受験もできるし
部活は長く頑張れば頑張っただけ
内申という評価で返ってきました
得意科目が国語だという理由だけで
教職科目も取れる文学部を選び
「自分のやりたい事」「なりたい自分」に
向き合わないまま卒業を迎え
そうして
イイ子ちゃんは
東京への上京と進学が決まったのです
親元を1人離れ上京した
気付いてないイイ子ちゃんは
状況が変わっても中身は変わらず
同じクラスで仲良くなった友達に誘われ
入ろうと思っていた訳ではない
放送部に入部します
機材に興味があったものの
声が通るという理由で
アナウンス局に配属されます
イイ子ちゃんは断りません^_^;
そして
入った部活で先輩にもれなく可愛がられ
飲み会でジャイアントスイングを喰らい
初スキーで上級コースから放り出され
文化祭のステージに司会で放り込まれ
告白に浮かれて彼氏もできます
もれなく全部断りません^_^;
そして
仕送りでは足りなくなり
社会勉強という名目で
アルバイトを始めます
週5で飲み会という楽しい職場です
これまたほとんど断りません^_^;
そうです
イイ子ちゃんは
周囲の期待に応える事に気を取られ
「一人暮らし」というものが
「寂しい環境」だという事に
気が回らなかったんです
今思えば
イイ子ちゃんは鍵っ子だったので
寂しい環境には
かなりの抵抗があったんですね~^_^;
「避けてた」とも言えると思う
なので今までも
寂しい環境にならないように
放課後は友達と遊んだりクラブ活動したり
近所の大人達に可愛がられるように努めて
子供ながらにいろんな策を巡らせて
1人になる時間を減らしてたんだと思う
「寂しい」という気持ちが
認められなかったからなのか
親に言ったらワガママになるからなのか
正面から向き合えてなかった訳で
策を巡らせて避けてきた結果
全く耐性がなかったんです^_^;
さて。
「褒められたい」から
色々頑張るイイ子ちゃんは
「寂しさ耐性ゼロ」という
スキルを手に入れ
まだまだ前進していくのです…
進路はどう決めるんでしょう?
実際皆さんはどう決めましたか?
やりたい事?
なりたい将来?
行きたいところ?
現実と向き合った結果?
進む道というのは
置かれている環境や自分の能力
今までの経験もプラスして
様々な選択肢や可能性の中から
迷い悩みながら決めるもの
………そんな気がします
なぜ「そんな気がします」かって?
分からないんですよね、決め方^_^;
私にも岐路はありましたよ?
進学や就活
サークルや部活動
どんな人と付き合って
どこを拠点にして
どんな生活を送るか
自分で決めてました
………って思ってました^_^;
小学生の時はマーチングバンド
学校では花形のクラブ活動
親も近所の大人も先生も喜んでくれました
中学生の時は吹奏楽部
地元の学校は強豪校で全国大会常連
周りの大人はみんな応援してくれました
高校生の時も吹奏楽部
弱小校で全国大会に出場して
それはそれは喜ばれました
委員会活動では運動委員会と生徒会活動
文化祭も体育祭も成功して
周りはみんな喜んでました
それが表の記憶
小学生の時のマーチングバンド時代
思った事を言い過ぎて担任に目を付けられ
事ある毎に槍玉に挙げられ
クラスでは褒められないから頑張りました
中学生の時の吹奏楽部
部内で虐められていたのに
ダメな自分を認めたくなくて
もちろん親にも言えなくて
辞める選択肢を持つことが出来ず
毎日楽しいと話してました
高校生の時の部活や委員会活動
地元を離れて生活するという
選択肢が無かった結果
勉強する必要が無くなったから
存在意義が欲しくて頑張りました
それが本当の記憶
全て「自分発信」じゃなかった
あ、でもね
自分発信じゃない事が分かってないだけで
全部が楽しくない訳じゃないのよ?
大会で良い成績残せたし
弱小校で全国出たし
委員会活動も成功したし
達成感も満足感もあったから
親友も出来たし
空気読むから可愛がられるし
決めた事に打ち込むから
充実もモチロンしてた
ただ
自分で決めたつもりになってたから
自分の感情メインの記憶が薄いだけで^_^;
だから
母に言われて困ると思わなかった
「将来の為に大学に行きなさい」
……………???
地元に残るものだとばかり思ってた
家族の側にいて生活をして
ゆくゆくはお婿さんもらうと思ってた
家の為に働くのだと思ってた
高校3年生の夏
イイ子ちゃんは
自分が何をしたいのか
分からない事に気付きました
……………そうだ!!!
小学生の時の夢は「教師」
大学進学して良いのなら
いい機会だから目指してみようかな…
そんな事を考えていた私の脳裏には
「大きくなったら学校の先生になりたい」
そう言った時の母の嬉しそうな顔
イイ子ちゃんは
自分で敷いたレールを進んでいるんだと
思い込んだまま
大学進学を決意したのでした
「モラトリアム」って
聞いたことありますか?
エリクソンという
心理学者が導入した概念で
大人になるために必要で
社会的にも認められた
猶予期間の事を言うんだけど
その社会的に認められた期間を
過ぎてるのに
まだ猶予が欲しいよ~
っていう状態の事も指してて
否定的な意味で用いられることも
多かったりするのね
平均的に言えば
高校生~大学生くらいの時期だと思う
そのくらいの時期って
「自分はどんな人間なんだろう」とか
「将来どうなりたいんだろう」とか
「自分は何がしたいのか」とか
めっちゃ真剣に考えるよね
大人の手を離れるまでの間の
自分と向き合う大事な多感な時期
みんなが多感な時期
イイ子ちゃんはどうだったかというと…
部活と委員会活動に夢中でした(笑)
頑張ってると褒められるし
ある程度言われることを聞いて
ちょっと違うと思っても
思ったままの発言を控えてたので
部活は全国大会に出たりとか
委員会活動では文化祭成功させたりとか
どっちも結構良い成果を出してたりして
先生ウケは上々でした(๑•̀ㅂ•́)و
そして
先輩ウケも上々でした(๑•̀ㅂ•́)و
そんな訳で
高校3年の夏まで
どっちもめっちゃ頑張ってました
なので、あんまり
勉強はしてなかったんですね~^_^;
実家があまり裕福ではなかったのもあって
地元に近い専門学校に進学か
就職して地元にいるんだろうな…
なんていう風に考えてました
じゃなくて
そう考えるように
いつの間にか育っていた事に
気付かなかったんですね
それは何故か?
わたし
珍しい苗字でひとりっ子なんです
しかも結構な田舎なんですね
そうするとなんて言われるか?
子供の頃から周りの大人に
「お婿さん貰おうね~」
と言われて育ってたんですね~^_^;
そうすると…
周りの大人達の空気読む
↓
珍しい苗字は残さねばならない
↓
ひとりっ子は家を守らねばならない
↓
家族を支えていかねばならない
↓
地元に残らねばならない
↓
地元で通学圏内の大学はほとんど無い
↓
大学進学よりも専門学校か就職
↓
ある程度の勉強で十分
↓
部活と委員会頑張れば褒められる
↓
結構楽しいから、まぁ、いっか♬
こんな思考を
いつの間にか持っていたんです
そんな思考が出来上がっていたので
周りの友達が
「将来どうしよう…」とか
「何がしたいのかなぁ…」とか
真剣に自分と向き合ってる時に
自分も向き合ってる
「気持ちになってた」
ことに気付かなかったんですね~^_^;
珍しい苗字でひとりっ子その上田舎育ち
境遇としては確率低いかもなので
イイ子ちゃんレアケース
………かと思いがちです
でも本当は
さっき挙げたような流れが
身近な人にも当てはまりませんか?
イイ子ちゃんが
周りの人に喜んでもらいたくて
自分で決めたように思い込んで
将来への道を歩んでいるかもしれません
ちゃんと考えているように見えて
子供の頃から言われてきた事を守る為に
自動的に考えているのかもしれません
そうすると
この先の迷いが
また増える事になるんです

