だいぶ気が早いですが。

まずは紅白歌合戦が開催されること、
開催されたとして、乃木坂が選ばれることが大前提になりますが。
(この上半期だけで出場するには充分すぎる位の活動実績はあると思います)

私の中では以下の3択かなと思っています。


①「世界中の隣人よ」

withコロナ時代の象徴の曲です。
乃木坂らしさもある。先日初披露の振り付けも良かった。MVで一面紫の神宮球場が映されたときは私もグッとくるものがありました。
でも。
「隣人よそこにいて」のように、どちらかと言えば、背中を押してくれる曲というよりは、一度立ち止まらせる、振り返らせる曲だと思います。
紅白という祝祭の場においてはやや地味に見えるでしょう。


②「Sing Out!」


私が個人的に推したいのはこの曲です。
これまで紅白の舞台でセンターに立ったのは、生駒里奈、橋本奈々未、白石×西野、西野七瀬、白石麻衣。
この布陣で次にその中央に立つべきなのは齋藤飛鳥でしょう。
昨年リリースしたこの曲は、売り出し方を見ても運営が本気で乃木坂の代表曲にする気で仕掛けてきた曲。そしてファンにとっては必ずしも代表曲にはなりきれていない曲です。


2月のコロナ大流行前の8thバスラでは「いい曲だな」どまりでした。
完全自粛モードになった中、6月の46時間TVライブでの本編ラストに改めて聴いたときには、心から感動しました。
歌詞を見ると、
「ここにいない誰かのために 今何ができるだろう」
「ひとりぼっちじゃないんだよ」「仲間の声が聴こえるか」
「風になって飛んでいけ 愛の歌」

今の時代を思って書いたんじゃないかと思わせる、勇気づけてくれる歌詞。

多幸感溢れる曲調とクラップ。
今披露すればライトなファン、一般層の心をも動かせる、真の代表曲になれるんじゃないでしょうか。

白石卒業が無ければ去年の紅白で披露していたであろうこの曲が、今年に残ったというところにも因縁を感じます。

ただ、最近の歌番組で披露はありませんでしたね。乃木坂的にはもう一区切りつけた曲ということでしょうか。


③「Route 246」


話題性でいったらこの曲。ノリもいいです。隣人より売り上げも好調です。メンバーの気合の入れようも相当なもの。
この曲のセンターも齋藤飛鳥です。
レコ大はこの曲で勝負するのでしょう。
"Hang in there!"が(困難な状況の中で)頑張れ!という意味なのはその通りなのですが、日本人が聞いて「あ、励まされてる」とはなかなか感じ取りづらい。
("Be happy"とか"say hello!"のが単語レベルで直感的に分かりやすい)
エールを送っているメインのベクトルはfrom秋元康to小室哲哉ですよね。

コレが売れたとして、ヒット曲を持ちながら敢えてSOで紅白に臨んだら本当に格好良いと思うのですが。
小室哲哉の顔を立てる手前、なかなか難しいのかもしれません。


もし①~③のいずれでもない曲が選ばれるとしたら、また私たちファンは覚悟を迫られることになるのかなと思います。


長々と書いて結局何が言いたいかというと、「Sing Out!」はとてもいい曲だということです。