子ども達がアイパッチをして歩いていると
かわいそう
なんでしてるの?
病気なの?
道行く人に、知らない人にも聞かれる。子どもにも大人にも聞かれる。
きちんと答える。
目の訓練をしている、使っていない方の目をきちんと使えるようにトレーニングをしている。
子ども達本人にもそう伝えている。
毎日喜んで自分からシールを貼るわけがない。
「やりたくない」と言われて、毎回説明をする。
今日貼らないと、大人になってからずっと目が見えないままだよ。
「もう片方の目があるから大丈夫だよ。」ケロリとそう言われることもある。
両方見えたらもっと良く見えるよ。
今しか、8歳までしか目は良くならないんだって。
今だけちょっと頑張れば、これからずっと目が見えるようになるよ。
頑張ろう。
出来るだけ怒らず、優しく、繰り返し、説明する。
子どもだって貼りたいわけない、見えなくなるんだから。
私だって、貼ることが楽しいわけじゃない。写真を撮る時だって、残念な写真になる。嫌がられるし、まるで私が悪者かの扱いを受け、良い気持ちなわけがない。
かわいそう、そう思う時もある。
でも、今かわいそうだから貼らなかったら
彼らの弱視は治らない。大人になっても一生弱視。メガネをかけても視力が出ない。見えない。
それは、かわいそうではないのか。
私はそれの方が大きな悲しみだと思う。
だから私は子どもに嫌がられても、周りの人がなんと言おうとも、アイパッチを貼る。
両方の目がよく見えるようになりますように。
運転ができますように、事故に遭いませんように、楽しくサッカーやバスケができますように。
片側しか見えなかったら、できないじゃん。危ないじゃん。
せっかく2つ目があるんだから、両方の機能が発揮されますように。
私がそう願うことは、誰かにかわいそうなんて言われることじゃない。
もちろん子どもは頑張ってる。我慢してる。
でも、私だって頑張ってる。子どもをいじめてるわけじゃない。
かわいそうなんて、言われたくない。

