SEとして働いてますか? | ソフトウェア開発の神話-吸血鬼に効くニンニクはない?

SEとして働いてますか?

■ やる気と向上心


SEという仕事についての興味深い記事 がありましたので、トラックバックなるものをしてみました。


やる気や向上心という意志はとても重要だと思います。

頭が良いとかプログラミングができるとかいう能力だけではSEはやっていけない。

能力と意志とが両輪となって連動したときにこそ、すーぱーSEへの道が開けると思います。



しかし、うちのプロジェクトに新規に入ってきた常駐の方でこんな人がいます。


やる気もある。自分から仕事をやりたいとも言う。

与えられた仕事は毎日終電帰りで休日出勤してまで必ず全うする。

仕事の質も悪くない。

にも関わらず、プロジェクトではいまいち信頼されていない。


一体なぜなのか?



■ SEとして働いてますか?


他人のことなのにおこがましいですが、僕が出した結論はこうです。


1.彼はいろいろな意味でコミュニケーションしようとしない

2.そして彼はSEとして働こうとしていない


まず1.

彼は極端に黙々と働く方で、同僚の会話にも加わろうとしません。

仕事上の会話やたまに私的な会話をしてみても、妙に丁寧だったり、

その反動でかいきなりぶっきらぼうになったり、とても不自然。

そして何より会話しているとき人の目を見ない。


ネクラな自分にとっては認めたくない事実ですが、IT業界においても

話せる相手かどうかということがその人に仕事を任せられるかどうかの尺度になるようです。

とくに僕たち若い世代の間ではその傾向は顕著です。


会話の機会を放棄するということは、自分を知ってもらう機会を放棄していることになります。



次に2.

彼は真面目だし、与えられた仕事は責任を持って全うするのですが、

どうも仕事に対する捉え方がまっすぐ過ぎるような気がします。


文句一つ言わないし、作業が楽になる方法があるのにそれを使おうとしない。

よく働くんだけど、何が得意なのかいまいち分からない。

打ち合わせでも「自分ならこれができる」とか「この件に対する自分の考えはこうだ」

という観点からの発言は一切ない。


上から指示されたことを黙々とこなす彼の姿を見ると、

ここはソフトウェア開発の現場なのか、どこかの軍隊の訓練施設なのか分からなくなってしまいます。


上から認められたいという思いが強すぎて、SEとしての自分はどこかに

行ってしまっているような気がしてなりません。



■ SEとして向上するために


いろいろ他人のことについて書き連ねましたが、自分はどうか?

上述したことを踏まえて、僕が考えるSEとしての向上術は以下の3点です。


1.会話しよう

  →信頼(仕事)を得るにはまず自分がどんな人間か知ってもらうことが重要。

    会話によってお互いに対する誤解も解け、相互理解も深まると思います。


2.判断しよう

  →自分で考えた意見を一つでもいいから持つ。上が間違っていると思ったら反論する。

    やりすぎると煙たがられますが、最終的には自分で判断ができる人間に

    より重要な仕事が任せられると思います。


3.頭を使おう

     →我々はネクタイを締めた働きバチではなく、知識労働者だと自覚すること。

    この仕事には気の滅入るような力作業もありますが、

    そんな作業に直面してもどうやれば生産性が上がるか、どうやれば効率的にできるか、

    常に考えて仕事に取り組む心構えでいます。

         日頃どれだけ頭を使っているかで、その人のSEとしての向上度も違うはずです。



そして最終的に重要なのは、やはりitproさんの記事にもあるやる気と向上心でしょうか。

やる気と向上心は言わば原油のようなものでしょう。

いくら性能の良い車で原油がないと動きませんからね。