カメラ・写真ネタが乏しくなってきている中、地図情報が、
カーナビシステムの世界でどう扱われているかについて、取っ掛かりができましたので、
しばらくの間、カーナビの話をします。
自分のカーナビは、Panasonic CN-LR700DFB(2015年製)でストラダと呼ばれている機種です。
まずは、このカーナビ環境で起こった問題について説明します。
ナビの行先登録は、車内にて住所・電話番号・なとから地点登録をすることによって、
ナビが地点を覚えて、地点登録をした行先を呼び出すことで、使用するのが普通です。
しかし、車内でいちいち行くところを登録するのは面倒くさいので、2015年当時、2つの方法がありました。
1つめがスマホのアプリ「ここいこ」を使う方法。
【おでかけサポート「ここいこ」】
スマホのアプリは、ドライブ先でも地点をスマホに登録することができては大変便利でした。
ところが、スマホのアプリ「ここいこ」が、iOSのバージョンアップに追いつけないためか、
スマホからナビへのデータ転送が、ほとんどできなくなってしまったのです。
(最終アップデイト2020年11月26日最新バージョン 1.5.11)
スマホのカーナビアプリは、現在カーメーカー各社とも「Navicon」が共通仕様になっていますので、
「ここいこ」のメンテには注力しないのではないでしょうか
そして2つめが、WEBのPanasonicサイト「ナビCafe」で地点を登録し、
そのデータをSDカードにコピーしてカーナビにセットして呼び出す方法です。
.【ナビCafe】
しかし、WEBのPanasonicサイトの「おでかけ旅ガイド」が、
2019年12月25日で終了となってしまったため、Webを使った地点登録もできなくなってしまいました。
カーナビの買い替えは、車を買い替えるときでしょう。
ですから、当分今の状況は改善されないということです。
さて、次回は、カーナビデータの解析についてです。