写真にとって、ボケ具合は大切な要素です。
そこで、今回から、3回に分けて、レンズごとに、タマボケの出方についての
調査結果をアップします。タマボケは、点光源の光に対してピントが合っていない
時に現れる丸いボケのことで、夜のイルミネーション活用が最も手っ取り早いです。
まずは、超広角20㎜からです。
【Ai AF Nikkor 20mm f/2.8】f=2.8解放
【Ai AF Nikkor 20mm f/2.8】f=4.0
広角レンズで、大きなタマボケを期待するのは無理です。この写真の場合、
f=2.8解放でもf=4.0でも、f=8.0であっても、同じような写真になります。
どこにでもピントが合う、パンフォーカス状態に近いからです。
次が、広角35㎜です。
【Ai AF Nikkor 35mm f/2.0】f=2.0解放
【Ai AF Nikkor 35mm f/2.0】f=2.8
【Ai AF Nikkor 35mm f/2.0】f=4.0
ボケの大きさは、焦点距離が長くf値が小さいほど、大きくなります。
このレンズは、f/2.0なので、超広角20㎜よりはかなり大きくボケてくれます。
次が、標準50㎜です。
【Ai Nikkor 50mm f/1.4S】f=1.4解放
【Ai Nikkor 50mm f/1.4S】f=2.0
【Ai Nikkor 50mm f/1.4S】f=2.8
【Ai Nikkor 50mm f/1.4S】f=4.0
さすが50㎜でf/1.4と大口径であるため、f=1.4解放で大きめのタマボケが出現します。
このレンズの特性で、特にf=1.4解放の時に、ボケに輪郭ができます。
通称バブルボケです。ダブルガウス型レンズ特有のものかもしれません。
またボケの形は絞りの形状に合わせて7角形です。
最近の新型レンズでは、この輪郭は柔らかくなり、しかも円形絞りにより丸くなりました。
ですが、こちらもクラシックレンズとしての個性が感じられていて好きなレンズです。
次は、55㎜のマイクロレンズです。
【Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S】 f=2.8解放
【Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S】 f=4.0
このレンズは、もっと接近して使うレンズなので、この撮影ポジションは想定外です。
もっと被写体に接近できれば、背景は大きくボケてくれます。
また、古いレンズのため、f=2.8解放では、フレアが多めに発生しています。
広角~標準域の焦点距離で、大きなボケを出すには、とにかく明るいレンズが必要です。
Noct f/0.95 が欲しくなる理由の一つがこれですね。










