中華 ベイトリール | 茨城フィッシングジャーニー 〜今日もどこかで魚と遊ぶ〜

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「楽しむ」ことをモットーに釣行記などを書いてます!

Instagramの方でレビューの依頼を受けまして

リールを1台お送りいただきましたので

実際に使ってみたレビューをしていきます。



普段だったら使うことのない中華製リールは

いったいどんな感じなのか⁈









◾️中華ベイトリールBOWMAN DC








箱は綺麗な状態で届きました。

ギア比や最大ドラグ値、糸巻き量など

リールの詳細が確認できる情報の記載はありません(涙)

スペックが確認できないと、どんなルアーを使えばいいのか見当がつかないですね。



実際に購入するとしたら何も情報がわからないリールは選べないし

せめてHP等でもいいから情報開示はして欲しいですね。



まだ発売前の商品だから記載が無いのか

これが正規の仕様なのかはわかりません。






◾️外観をみていきます










どことなく安っぽい雰囲気は感じますが

思ったより悪くないです(笑)

黙っていれば中華製ベイトリールとはわからないくらいに仕上がっています。




◾️細かく見ていきます





外部ブレーキダイヤルは5段階で0〜5までの間で調整できます。


第一印象としては数字が小さくてわかりません。

良く見たら数字が書いてあるのですが

もっと見やすかったら良かったと思います。


ダイヤル自体は調整しやすいですけど

クリック音は無いので調整した感はありません。



ドラグクリック音はなります。

ドラグが出る時も音はなります。

(ちょっとチープな音ですが)






サイドプレートにDCユニットがあります。

ユニット底部にベアリングが付いているのが確認できます。









シャフトレススプールです。

スプールベアリングと磁気が付いています。



元祖であるシマノのDCユニット構造は、スプールの中心部にコイルを配置して

磁気を搭載したスプールがコイルの内側を回転することで電流が発生します。


その電流を使ってセンサーがスプールの回転数を読み取り

コンピューターがコイルとスプールの間に生まれた抵抗を制御してブレーキをかけています。



BOWMAN DCのユニットは目視出来るところにセンサーが見当たらないので

いったいどうやってブレーキをかける仕組みなのか…









スプール径は30mmと思われます。








幅22mmくらいのナロースプールです。








ハンドル長は90mmと思われます。





◾️重量をみていきます




リール本体は162gでした。

サイズの割には軽いと思います。


見た感じ、ボディとサイドカップは樹脂製と思われ

軽いのはこれが理由かなと。


樹脂製だからといってグニャグニャしないし

意外とかっちりしています。








スプール重量は12gでした。


あまりブランキングされていない割には軽い方かなと思います。


一昔前のベイトフィネスリールのスプール重量より少し重いくらいですかね。



ちなみに僕が持っている16アルファスエアのスプール重量は9.6g

おなじスプール径の19アルファスCTSVのスプール重量は9.5gでした。





◾️いざ実釣へ

スペックの一切わからないリールですが
ひと通り確認してみた感じとしては
軽めのルアーを近距離に打ち込んでいく使い方が良さそうです。


30mm径軽量スプールの立ち上がりの良さを生かして使っていきます。








とりあえず、いつもの釣りと同じように使ってみようと

ナイロンの10lbをスプールの7割くらい巻いて投げてみました。




外部ブレーキ5(MAX)メカニカルはワームがスーッと落ちるくらいで。



想像以上にピーキーなリールで

ラインが浮かないようにサミングしないとまともに使えません。

ブレーキが効いてる感じがほぼしないのです。



微風の向かい風に向かってキャストしましたが

メカニカルを強く締めないと毎回ラインが浮くし

ほぼバックラッシュ確定ですね(^^;;

特にキャスト後半のブレーキ感がありません。



良い感じのセッティングを出すことも難しくて

結局はメカニカルの締め具合を調整して対応しました。










ただ、問題もありまして

メカニカルを締め過ぎると

スプールエッジの左右の収まりに偏りが出るので

必然的に巻き取りに偏りが発生します。


コンマ2mmくらい左側のエッジが右側にでるので

巻き取り時にレベルワインダーが1番右まできても

ラインが1番右までこないので、右隅まで巻き取りされないのです。



キャスコンを緩めるとセンターが出るけど

ブレーキが効かないのでバックラッシュ確定。



現状のベストセッティングで気持ちいいキャストが出来るようになったけどなんとも、巻き取りが偏ってしまうのがなんとも惜しいリールです。



スプールレスポンスが素晴らしいだけに

ラインの偏りが無ければ100点出してもいいくらい。



うーん、惜しい。



ナイロン10lbの場合は抵抗の少ないルアーで5g以上からが

安定して使うことができるリールだと思います。




◾️PEラインでも実釣

もっとスプールレスポンスを上げたらどうなるか?

PEラインの0.8号を巻いて試してみました。





これが当たりでチニングで使う5gのフリーリグがフルキャスト出来ました!

(キャスコン締め気味、外部ブレーキ5)


マックスセントジェネラルのノーシンカーも気持ち良く飛んでいくし

14gのメタルバイブは更に気持ち良く飛んでいきました!

※重いルアーはスプールが唸ります


ちょっと気を使うけど6gのミノーも大丈夫でした!




微風の向かい風に向かってキャストしましたが

多少のサミングはするけどナイロン10lbより明らかにラクですね。

このリールは細PEで使うのが一番イイと思いました。




◾️リールの癖が理解できたとこで魚を狙ってみる


約半日くらいの試行錯誤を経て、かなり慣れてきました。
現状での1番いいセッティングが出せたところで
いよいよ本気でバスを狙っていきます。


以前から気になっていたポイントへ初入水。
沖の粗朶を狙ってマックスセントジェネラル4incのノーシンカーを落としていきます。


距離にして約15mほどでしょうか。
ピッチングすると気持ちいい低弾道で飛んでいきます。


東風が少し吹いてきて表層の流れもでてきて
水の動きがある良いタイミング。


粗朶の際に木の枝が入っているところにフォールさせたらラインが走り…






霞ヶ浦本湖バスで入魂完了!









太短い綺麗なバスが釣れてくれました!





◾️内部をバラして確認した


無事にバスも釣れたので
内部に水が入ったりしていないか?
内部構造はどうなっているか?
を見たくてリールをバラしてみました。








水の侵入は無く、綺麗な中身でした。

ドラグワッシャーを押さえる構造がちょっと特殊で

押さえバネが付いていました。

ドラグワッシャーは安物によくある水色のモノですね。



内部構造的には安物によくある一般的なリールです。










ハンドルノブをバラしたら、白いブッシュが付いていたので

ここはベアリングに交換してみました。






ベアリングサイズは740ZZです。


そのままでも良いのですが、引き出しのなかに4個在庫がありまして(笑)


低価格のリールはカシメてあってベアリングを追加できない仕様も多いけど

こういったカスタム要素がある点は評価できますね♪




中国語のパーツリストを見ると

  • スプール
  • サイドカップ
  • メカニカル
  • ハンドルシャフト軸受け
  • ウォームシャフト軸受け(片側のみ)
にローラークラッチを含めて5BB1ローラーと思われますが
実物を見るにウォームシャフト軸受けはベアリングが無いように見受けられます。

ハンドルシャフト軸受けは実際に外してみないとわかりませんが
多分ベアリングは付いていそうな感じがしますね。



僕はハンドルノブに4個追加したので
8BB1ローラーとなり、気持ちだけ巻き感が上がっているリールになりました♪



◾️総評

メーカー曰く、実売1万円以下で考えているようです。

ボディ剛性はさておき、回転レスポンスは素晴らしいものがありました。
1番の売りだと思う「DC」に関しては、正直物足りなさを感じます。

DC音は鳴るけど、実際にブレーキが効いてる感じをつかみにくいのです。
ダイヤル5と0では明らかに5のほうが効くけど
0と5の差がほんの僅かなのです。


ルアーに合わせて適切なブレーキをかける仕組みがイマイチなので
リールの性能に合うルアーしか気持ちよく飛ばせないのです。


ある程度の経験値があって、サミングで微調整できるレベルの人が使うなら
どうにかして使いこなせるリールですし、リールのポテンシャルを発揮できます。


だけど、こういったリールを購入して使う人は
金銭的に高いリールが買えない事情があったりするし
釣りの経験が少ない初心者さんだったりするので
そういう人がピーキーなリールを使えるはずがないので
もっとブレーキが効くリールだったら良かったと思います。


逆に一部のコアな方々には好まれるリールかもしれません。

ピーキーなリールを使いこなす楽しみだったり
チープなリールをカスタムしていく楽しみだったり
それなりに釣りをやり込んでいる人にはウケる部分もありますね。


実売1万円以下との事ですが、ダイワのPR100やシマノのバスライズと同じくらいの値段なら
ワンチャン「有り」かな〜



フリーリグやメタルバイブの使用感と飛距離は
アルファスCTSVと遜色ないくらいだったので
細PEを用いてチニング専用リールとして使うのが
このリールの性能をフルに活かせると思いました。


リール本体とは関係ないけど、日本向けに販売するなら
パーツリストは日本語表記でないと理解できないし
リールのスペックくらいは表記して欲しいところ。


糸巻き量がわからないのはダメですね…


今回、初めて中華製リールを使ってみましたが

日本のメーカーが発売している低価格帯リールに比べて

リールとしての性能は優れている印象を受けました。



使っては楽しいリールなので

耐久性の面もみていきたいと思います。