30日(土)は、イチローの眼科受診日でした。


病院を転院してから、約半年。 遠視の度数検査と斜視角の検査をし、新しいメガネを新調してから五ヶ月がたちました。


もともとのぞき癖があったのに、左右15度ずつフレネルを張っているので、なおさら覗く癖が取れなまま、月日がたち・・・ 正直、大丈夫なんだろうかと思っていましたが、今まで2年近く眼科を受診してきた中で一番うれし受診結果が聞けたような気がします。


というのも、約一ヶ月前から『カイロスコープ』という機械を使って、自宅で両眼視の訓練を始めました。

そして、左右交互に毎日30分のアイパッチ。


その効果が表れたのか、眼位が安定していることが増えてきたようです。


確かに、最近はカイロススコープもバッチリできるようになったし、メガネをかけている時は、極端に内側によることはなくなりました。


両方の目で見る力が、少し付いてきたのかもしれません。


土曜日は、カイロスコープを考案された山本先生が、三ヶ月に一度外来で見てくださる日だったので、期待半分・不安半分だったんだけど、なかなかいい診察結果だったので、調子にのって、立体視のことを聞いてみました。


が、立体視は最高難易度であり、今はまだ難しいでしょうけど、ある程度の立体視の獲得は期待できるようなお話でした。


将来、野球をさせたいことを話すと、『大丈夫!! できるよ!!』と力強い解答もいただけました。


パパとよく野球の練習をしているのですが、キャッチボールは、遠近感をつかむため、とてもいい練習になるそうで、どんどんさせてください。とのことでした。


それから、手術の可能性についても、とにかくメガネをしっかりかけて、少しずるプリズムを減らせていければ、手術はしなくてもいいかもしてないといわれました。


でも、メガネをしっかりかけていることを前提にしても、小さい頃から内斜視がある子の内、手術をしなくていい子の割合は、1/10程度なんだそうです。



ちょっとびっくりしました。


でも、少しでも可能性があるのなら、その可能性とイチローの頑張りにかけてみたいと思います。


次回は、アトロピン点眼後の遠視度数・斜視角の検査です。


また、ひとついい結果が出ますように。