━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■1.教材の紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
問題の本質に迫るトヨタ自動車発の手法、
”Ask Why 5 Times!“について読み進めています。
↓ ↓ ↓
https://www.mindtools.com/pages/article/newTMC_5W.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■2.原文
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Toyota has a "go and see" philosophy. This means that its decision making is based upon an in-depth understanding of the processes and conditions on the shop floor, rather than reflecting what someone in a boardroom thinks might be happening.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■3.日本語訳(意訳)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
トヨタには、
「行って見ろ」という信条があります。
これが意味するものは、
トヨタの意思決定は作業現場の工程や状況の
深い理解に立って行うものであって、
重役用会議室の中で巡らせる想像を
反映するものではない・・・ということです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■4.英語学習上のポイントと説明例文
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
文末近くの
”someone in a boardroom thinks”を考えましょう。
これは、
関係代名詞が導く節
(今回は、”what might be happening”)の中に、
「主語+think/believe/say/know/suppose」が、
挿入されています。
このような形を、
英文法では、「連鎖関係節」などと呼びます。
文法用語はどうでも良い話ですが、
このような挿入は頻繁に目にしますので、
慣れおく必要があります。
説明例文1)
Do the thing which (that) you think is right.
(あなたが正しいと思うことをしなさい。)
説明例文2)
My friend who I supposed would pass the examination has failed.
(試験を通っただろうと、
私が思っていた私の友人は失敗した。)
大事なことは、
挿入された部分を抜き取っても、
文として成立することです。
従って、上の説明例文2)で、
”who”ではなく”whom”などだとダメです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■5.構造分析
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この部分は、右にあるリンクから入って、
メルマガを購読すると読むことが出来ます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■6.Sight Translation(区切りの順に沿って)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「サイト・トランスレーション」が初耳の場合、
次のリンクから説明がご覧いただけます。
↓↓↓↓
http://bit.ly/2eMNFei
トヨタには/
「行って見ろ」という信条があります。
これが意味するものは/
その(トヨタの)意思決定は、次に基づく/
現場の工程や状況の深い理解/
次を反映するのではなく/
重役用会議室の中の誰かが/
起きているのではないかと考えること。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■7.原文(再掲載)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Toyota has a "go and see" philosophy. This means that its decision making is based upon an in-depth understanding of the processes and conditions on the shop floor, rather than reflecting what someone in a boardroom thinks might be happening.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■8.ビジネス英文メール道場(今日のお題)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回は、
挿入構文を自ら使う演習です。
■想定する背景状況:
外資系企業などを考えると、
日本の事情により
海外部門から人を招聘することがあります。
その費用の処理を巡っては、
組織に依って、
事前に見込みで予算化している場合も、
その都度の調整になることもあるでしょう。
今回は、後者のケースを想定します。
■メールに書きたい内容:
「我々は、
海外渡航に関しては
前もって予算を確保しておらず、
私の考えでは、
その都度、交渉/調整されるはずである。」
■回答例と解説:
先ずは、ご自分で作文してみて下さい。
その際、辞書をお使いになるのは構いません。
その後、
「10.ビジネス英文メール道場(実用例文と解説)」で
回答例と解説をご確認下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■9.編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日の原文にある
”go and see”と呼ばれる信条ですが、
トヨタ内部では、
”Have you seen it?”
(お前、実際に行って見たのか?)
と表現されることもあるようです。
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
■■10.ビジネス英文メール道場(実用例文と解説)
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
この部分は、右にあるリンクから入って、
メルマガを購読すると読むことが出来ます。
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
■■11.レポートのダウンロード案内
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
この部分は、右にあるリンクから入って、
メルマガを購読すると読むことが出来ます。