5 Whys(6)- “go and see” #405 | 東大を目指す英語

東大を目指す英語

日常を英語の勉強の糧にする

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■■1.教材の紹介

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問題の本質に迫るトヨタ自動車発の手法、

”Ask Why 5 Times!“について読み進めています。

↓  ↓  ↓

https://www.mindtools.com/pages/article/newTMC_5W.htm

 

 

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■■2.原文

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Toyota has a "go and see" philosophy. This means that its decision making is based upon an in-depth understanding of the processes and conditions on the shop floor, rather than reflecting what someone in a boardroom thinks might be happening.

 

 

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■■3.日本語訳(意訳)

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トヨタには、

「行って見ろ」という信条があります。

これが意味するものは、

トヨタの意思決定は作業現場の工程や状況の

深い理解に立って行うものであって、

重役用会議室の中で巡らせる想像を

反映するものではない・・・ということです。

 

 

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■■4.英語学習上のポイントと説明例文

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文末近くの

”someone in a boardroom thinks”を考えましょう。

 

これは、

関係代名詞が導く節

(今回は、”what might be happening”)の中に、

「主語+think/believe/say/know/suppose」が、

挿入されています。

 

このような形を、

英文法では、「連鎖関係節」などと呼びます。

 

文法用語はどうでも良い話ですが、

このような挿入は頻繁に目にしますので、

慣れおく必要があります。

 

 

説明例文1)

Do the thing which (that) you think is right.

(あなたが正しいと思うことをしなさい。)

 

説明例文2)

My friend who I supposed would pass the examination has failed.

(試験を通っただろうと、

私が思っていた私の友人は失敗した。)

 

 

大事なことは、

挿入された部分を抜き取っても、

文として成立することです。

従って、上の説明例文2)で、

”who”ではなく”whom”などだとダメです。

 

 

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■■5.構造分析

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■■6.Sight Translation(区切りの順に沿って)

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「サイト・トランスレーション」が初耳の場合、

次のリンクから説明がご覧いただけます。

↓↓↓↓

http://bit.ly/2eMNFei

 

トヨタには/

「行って見ろ」という信条があります。

 

これが意味するものは/

その(トヨタの)意思決定は、次に基づく/

現場の工程や状況の深い理解/

次を反映するのではなく/

重役用会議室の中の誰かが/

起きているのではないかと考えること。

 

 

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■■7.原文(再掲載)

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Toyota has a "go and see" philosophy. This means that its decision making is based upon an in-depth understanding of the processes and conditions on the shop floor, rather than reflecting what someone in a boardroom thinks might be happening.

 

 

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■■8.ビジネス英文メール道場(今日のお題)

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今回は、

挿入構文を自ら使う演習です。

 

■想定する背景状況:

外資系企業などを考えると、

日本の事情により

海外部門から人を招聘することがあります。

その費用の処理を巡っては、

組織に依って、

事前に見込みで予算化している場合も、

その都度の調整になることもあるでしょう。

今回は、後者のケースを想定します。

 

■メールに書きたい内容:

「我々は、

海外渡航に関しては

前もって予算を確保しておらず、

私の考えでは、

その都度、交渉/調整されるはずである。」

 

■回答例と解説:

先ずは、ご自分で作文してみて下さい。

その際、辞書をお使いになるのは構いません。

 

その後、

「10.ビジネス英文メール道場(実用例文と解説)」で

回答例と解説をご確認下さい。

 

 

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■■9.編集後記

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今日の原文にある

”go and see”と呼ばれる信条ですが、

トヨタ内部では、

”Have you seen it?”

(お前、実際に行って見たのか?)

と表現されることもあるようです。

 

 

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■■10.ビジネス英文メール道場(実用例文と解説)

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■■11.レポートのダウンロード案内

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