#202 Optimists think and talk continually about | 東大を目指す英語

東大を目指す英語

日常を英語の勉強の糧にする

今回は、

「楽観主義者に特徴的な

4つの行動様式」に関しては、

最後になります。

 

 

■引用文

Third, optimists always look for the solution to every problem.

Fourth, optimists think and talk continually about their goals.

 

■日本語訳

 

第三に、

楽観主義者というのは、

どのような問題対しても

解決策を見出そうとします。

 

第四に、

絶えず、

目標に関して

考えたり話したりするものです。

 

 

■英語学習上のポイント

 

楽観主義者に見られる

特徴的な4つの行動様式が、

“first” ⇒ “second” ⇒ “third” ⇒ “fourth”

に導かれ示されました。

 

この言い回し自体は、

我々日本人にとっても違和感がなく、

すんなり理解できるものです。

 

少し変えて、

“firstly” ⇒ “secondly” ⇒

“thirdly” ⇒ “fourthly”でも構いませんね。

(最後は、“lastly”でも良いです。)

 

 

‐‐‐‐‐

 

大事なのは、

上のような表現で列挙をする場合、

前もって、

話が幾つに分かれて構成されていることを

明示しておくことです。

 

この事は、

特に欧米の聴衆を相手にするスピーチや

プレゼンテーションの時には、

所要時間の告知と並んで、重要です。

 

つまり、

スピーチやプレゼンの場合、

冒頭で所要時間と話の構成を伝えると、

その後の話を落ち着いて聞いてもらえます。

 

 

例1)  所要時間の告知(その1)

I plan to speak for about 20 minutes.

(20分ほどお話させて頂く予定です。)

 

 

例2)  所要時間の告知(その2)

My presentation will take about an hour.

(プレゼンテーションは、60分ほどの予定です。)

 

 

例3)話の構成を伝える

I’ve divided my presentation into four main parts.

(4つのポイントに分けて、お伝えします。)

 

 

‐‐‐‐‐

 

なお、

ついでに、“first”に関連して、

要注意ポイントがあります。

 

それは・・・、

 

 

“at first”という、

一見、“first”に類似の表現がありますが、

全く違うと理解してください。

 

“at first”は、

列挙するものの最初を指すのではなく、

「最初は」、とか、「始めの頃は」と

言う意味になります。

 

従って、

“at last”(最後には)と

対になる表現です。

 

例4)

At first, I didn't understand the reason why, but I soon realized that it was because of a miscommunication.

(最初、なぜなのか理由が分からなかったが、

直ぐに、コミュニケーションの問題と分かった。)

 

 

 

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■編集後記

 

週末にジムで

ランニングをしたのですが、

マシンにTVが付いていて、

カップヌードルの開発者の方が

出ていました。

 

麺を高温の油で揚げるのは、

水分を飛ばすだけでなく、

麺の表面に無数の穴を開けて、

湯にほぐれやすくするのが目的との事。

 

なるほどと感心しましたが・・・、

 

なぜか、

あの何となく怪しい味が、

半年に一度位、

妙に恋しくなるのが不思議です。