優先順位の法則(7)- 核心的な問いかけ #371 | 東大を目指す英語

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■■1.教材の紹介

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Brian Tracy氏の公開ブログ

“The Law of Priorities”(優先順位の法則)を

読み進めています。

↓↓↓↓

http://bit.ly/2dqEuQo

 

 

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■■2.原文

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ASK THE KEY QUESTION

Continually ask yourself, "What is the most valuable use of my time, right now?" And whatever it is, work on that.

 

 

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■■3.日本語訳(意訳)

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核心となる問いかけをする

 

絶えず自分に対して、

「この瞬間、自分の時間の最も価値のある使い方は何か?」

と問いかけましょう。

そして、どんな答えであっても、

それに取り組みましょう。

 

 

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■■4.英語学習上のポイント

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文法用語を覚える必要はありませんが、

今回の“whatever”は、

「複合関係代名詞」と呼ばれるものの仲間です。

 

関係代名詞”what”に”ever”が付いた形で、

先行詞を兼ねるという関係代名詞”what”

の特徴は変わりません。

 

なお、

”whatever”の用途には2つあります。

 

 

■ 不定的用法

「どれでも~のもの」を意味します。

つまり、”anything that ~”と同じなのです。

 

 

基本例1)

Whatever (= Anything that) he says is reliable.

(彼の言うことは何でも信頼出来る。)

 

基本例2)

Please help yourself to whatever (= anything that) you want.

(好きなものは何でも、

自由にお召し上がり下さい。)

 

 

 

■ 譲歩的用法

「たとえ何が~でも」と、

主たる論述(主節)に対して

譲歩的なニュアンを出します。

今回の原文もこの用法に該当します。

 

”no matter what ~”と書き換えることが出来ます。

 

 

基本例3)

Whatever (= No matter what) happens, I will not change my mind.

(何が起ころうとも、私は考えを変えることはない。)

 

 

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なお、

「複合関係代名詞」と呼ばれるものは、

”whatever”の他にも、

”whoever”や”whichever”があります。

 

それらを使った例文は割愛しますが、

同じように、

「不定的用法」と「譲歩的用法」があります。

 

 

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■■5.構造分析

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この部分は、
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■■6.Sight Translation(区切りの順に沿って)

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■■7.原文(再掲載)

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ASK THE KEY QUESTION

Continually ask yourself, "What is the most valuable use of my time, right now?" And whatever it is, work on that.

 

 

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■■8.編集後記

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フィリピンのドゥテルテ大統領が来日しています。

27日には天皇陛下と会見するそうです。

 

私自身もそうなのですが、

戦後生まれの人の多くは、

天皇の権威について

殆ど教えられてきませんでした。

 

その結果、

外国の方が天皇の価値をよく知っているという

奇妙な事になってしまいました。

 

例えば・・・、

 

アメリカ大統領が

ホワイト・タイで正装して空港まで出迎えるのは、

天皇陛下、ローマ法王、英国女王(王)だけです。

 

その中でも、

皇帝(Emperor)と称されるのは天皇陛下だけで、

世界の外交儀礼上の序列では

最上位とされています。

 

 

因みに、序列の4位以下は、

 

大統領(米国、ドイツなど)

首相

国連事務総長

主席

書記・・・と続きます。