強風吹き荒れる、極寒アラバキから

電車でクーラー入るほどの暑い関東に帰宅。


今回のアラバキ。

沢山のバンド見て書きたいことが沢山あるけど、

まずミッシェルの事を書かねばならない。


2日間開催で、初日27日と28日にそれぞれ事は起きた。


【27日】

17時のバスデの後、18:30からの池畑プロデュースの

「BIG BEAT CARNIVAL GO GO」で、

チバ・キュウ・ウエノの3人が同じステージ上に並んだ。


これはミッシェル解散、2003年幕張メッセ以来の事。


チバがセンターに立ってて、ウエノくんが呼ばれて

2人で拳をつき合わせた瞬間、場内がどよめいた。

その後に大江さんがチバの横に立ってたけど

ほぼ記憶無し。


Hot dlop
セッションセトリ


3人並ぶ前に

「まさか並ぶわけない。それはあっちゃいけない。

もしそうなるなら、とんでもない事だ!!!」ってワタシは思ってた。

でも、それが現実になった瞬間は「FOOL FOR YOU」の時。


後方で見てたワタシは、何が起こってるのか?

理解する処理ができず、呆然。

一緒に見てたみんなは、ステージにまっしぐら。


曲が始まり、おそるおそるPA付近まで行ったけど

「見てはいけないものを見てしまった」感があって、後ずさり…


何故なら、上手右側の位置にではモモがギターを弾いてたから。

モモのこともギタリストとして好きだけど、この面子でその位置にいるのが

ワタシの中で違和感あって見てて辛くなってしまった。


ルースターズのセッションという企画で、レア感はあるけど

3人揃った不意打ちに、完全にノックアウトされたワタシ。


もう1つ見たいセッションの時間が迫ってたため

「FOOL FOR YOU」を見終えて移動したけど

ついた先でも、パニック起こしてずーっとドキドキしてた。


解散から10年って時を経て3人は揃った。


でも、4人は揃わない。


この事実は、やはりワタシには重い。



あの場にいた人でミッシェルのことを知ってる人は

相当度肝を抜かれたと思うし、それぞれ思いがあると思う。


「3人揃って、ミッシェル見れた!!」


そう思った人も多かったはず。


でも、ワタシにとっては3人はミッシェルじゃない。

アベフトシが居なければ、ミッシェルじゃない。


そう感じた、池畑セッションの衝撃力はかなり尾を引いて1日目を終えた。



【28日】

チラ見含め8バンド見て、自分なりのアラバキ〆は

ギタリストが複数集うセッション゛GTR祭゛と決めてた。


Hot dlop-KIMG1218-1.jpg
かなり疲労してたので、後方の下手端っこで始まるのを待ってた


ゲストギタリストが

バインの田中和将

ピロウズ山中さわお

コレクターズの古市コータロー

ノッシング(元・エルレ)の生形真一

というラインナップに、更に佐藤タイジと藤井一彦という

ギタリスト祭。


ここで衝撃が走ったのは、さわおさんと生形さんが呼ばれた時。


「ギタリストと言ったら、アベフトシ!!!!」

と、さわおさんが叫んで始まったのが゛世界の終わり゛


前日同様に、何が起こってんだ?!

と、処理不能状態。


でも気がついたらステージ前に突っ込んで

号泣しながら見てた。


上手からタイジさん、生形さん、さわおさん、一彦さんと

4人もギタリストが並んで゛世界の終わり゛を弾いてるのに

やっぱりというか、当たり前というかアベフトシの音には敵わない。


超低空のフトシジャンプ?をするさわおさんを見ては泣き、

この時だけテレキャスに持ち替えて、高々と掲げた一彦さん見ては泣き

「世界は変わるんだ!」と言い切った、タイジさんのMCでも泣いて

どうにもならなかった。。。


ミッシェル大好きなさわおさんは、リハの時から

「みんなが大好きな曲をかき鳴らす!!」っと言ってたそう。


10年目が節目になるかどうかなんてわからないし

節目とはなんぞや?とも思うけど、こうやってミッシェルのカバーを

する機会を今年作ったというのは、アラバキならでは。

他のフェスでは、こういうセッションはなかなか見れない。


個人的推測でしかないけど、

「自分の好きな曲で、みんなも好きな曲をかき鳴らしたい」

という気持ちが、このセッションには凄い感じるものがあった。


最初さわおさん出てきた時、1人だけ半そでTシャツで

「なんで、こんな寒いのにTシャツ?気合いれすぎじゃない?」なんて思ってたけど

全身全霊で、臨んでくれたことを今は感謝してる。


゛世界の終わり゛が演奏終わった後は、脱力してしまって

何の曲やってたか頭にとどめられなかった。


一緒にアラバキ行ったYきちゃんとは、別のところで見てたんだけど

会ってから2人でまたも泣いて、ずーっとアベくんの話をしてた。

幕張を一緒に見に行った友達と、こうして今も一緒にアラバキに行き

このセッション見れた意味は、複雑でもある。


でも見逃したら、また10年は後悔するであろう意味あるセッションだったかと。


幕張の時、全く泣けなかったワタシが10年かかって

大泣きするとはなぁ。。。


個人的には2日間色んなバンドを見たけれども、

ミッシェル色が濃い場面に出くわして衝撃なアラバキだった。


3人揃ったり、1曲だけセッションで聞いたり…ってしてると

余計に4人揃った音が恋しくなった。


これは永遠にカ叶わないことだけれど。


他のレポは、また改めて書きます。。。