アカデミーノミネート
★作品賞 ★助演男優賞:マックス・フォン・シドー
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
http://wwws.warnerbros.co.jp/extremelyloudandincrediblyclose/news/
父役:トム・ハンクス 母役:サンドラ・ブロックというこの映画観て来た。
観たらば、子役のトーマス・ホーン君のすんばらしい演技魅了されて
号泣・°・(ノД`)・°・
タオル持ってけばよかったわ…というほど、涙涙の映画だった。
911にまつわる映画は色々あるけれど
個人的な複雑な思いがあるので、観る時はそれなりに覚悟決めて観る。
今回もそのつもりだったが、泣けて泣けて(TωT)
子役のトーマス・ホーン君は、実年齢が12歳らしいが
役柄としては10・11歳の男の子を演じてた。
そう、うちの息子と同じ年。
繊細なんだけど、この年頃特有の意地張る部分がリアルすぎて
母として、色々と考えるとこが多かったなぁ…。
うちの息子なんて、あんなに頭速く回らないし、知識は無いし
調べ物は得意ではないし、1人で立ち向かってなんて行けないし
…などと、比べちゃイカンががっくり来たわ(苦笑)
逆にワタシがサンドラみたいな、子を思う母になれてるか?
と、問われたらやっぱり落第点だなorz
映画後半で
「全てを失うより、失望するほうがマシ」
ってセリフあったが、これには深く頷くものがある。
亡くなったら、失望すらできない。
生きてさえいてくれれば…って、いつも想ってるから。。。
監督のメッセージ読んで思ったけれど
「喪失感と供にどう生きてくか?」ってことが映画観てよくわかった。
人生は得るだけじゃなくて、失くすものも多い。
失くした時に、自分・周りとどれたけ向き合えるのか?
…という部分は、深く考えさせられた。
映画の中では、NYの町並みや風景が沢山出てきて
その中で、怖いもの克服したり見つけたいものを探し出すのを観てて
「いつか息子とNYに行きたいな」と思った。
それが20歳の息子の誕生日9/11に叶うとよいのだけれど。
その時にサンドラ母のようになれるよう、日々精進せねば。