東京〜新潟に帰るのはちょっとやめて


秋田の乳頭温泉か山形の銀山温泉に行こう!って決断! 決めたら揺らぎません口笛口笛


調べたところ泊まりたいお宿は半年先までいっぱいでした。泊まれたらどこでも良いと思い探しましたが、どこのお宿も満室です。


 前準備とか予約とか苦手で、


今までは思い立ってから行動しても、なんとかなってきたので、お宿もすぐに見つかると思ってました。世の中甘くないですね〜。以前はたまたまラッキーだったのですね。


 ならば 

以前から行きたかった「平泉」へ。

世界遺産の文化遺産がたくさんありますが私は極楽浄土につながっている街のように思ってました。


 とあるホテル。ひと部屋空いてました。

ここのホテルが昔なつかしいレトロなお宿。

それも世界遺産の真ん中、高台にあります。

星マークは少ないけど、

前日の予約で泊まれるなど、なかなかあり得ません

「平泉」に呼ばれたのかもです。


  お料理の品数と美味しさ。スタッフの方の笑顔、やさしさ、なによりも皆さまの人となりがすばらしいと思いました。


 鍵も自分で回してお部屋に入るわけです。

この不便さが、なんとも良いです音譜音譜


お若い方はこんなお宿だと、戸惑うかなぁ?

カードキーは安全ですが、たまには素朴で良いものです。


  信じられないけどお食事が2食ついて1万円です。

ほとんどが和室で団体さんがお部屋でお食事されてるようです。お宿に電話したら満室と言われたのですが1人と言ったら個室の洋室なら空いてますとのこと。なんでも言ってみるものです。


 とにかく料理屋さんなみのお食事でした。

このお値段で。夢のようバイキングでないし笑


 日本はまだまだ捨てたものじゃない。心意気がカッコいい。

 東北ステキ💓


  温泉の泉質が若干ぬるめだったけど長湯をしたせいか朝までポカポカ。

 早起きして朝風呂行ったら案の定貸切です口笛

最近は1分でも早起きするように心がけてます。

良いことばかり。それも展望風呂です♨️

 しめしめでした。景色も大浴場もひとりじめ。大声で

「みちのくひとり旅」を歌おうと思いましたが、出だしが暗くてやめました。


平泉ホテル武蔵坊さん。

かならず、来年また伺います。たった1日でも心に残るお宿でした。心は感謝でいっぱいです。



5時に起きて窓を開けたら、金鶏山の側から、朝日が🌅

 なんて、神々しいのだろう。

涙でました。(すぐ感動する単純人間代表です)


やっぱり、平泉は極楽浄土とつながってる。

間違いない!!音譜音譜


朝ごはんをいただき、往復1時間歩いて探索。

ヒートテック2枚着て。

空気が美味しいのがわかります😋



平泉のポストは青い



やっと着きました〜。「中尊寺金色堂」

歩きましたよ。

中は撮影禁止です。




すき焼きのお肉、ひときれが大きい。

やわらかいです。あっさり前沢牛❣️


タケノコご飯、ひとくちでギブアップでした。

(お腹いっぱいでもう無理です)

朝食に、前沢牛の肉じゃがが、

朝からすごいボリューム。





仙台で降りて、牛タン定食を。

どこのお店も平日なのに行列です。

本場でいただく牛タンは格別なんですね〜。




   ダウンダウンダウンダウン

ひとりごと


 東京で娘と彼に会ったあと、とても穏やかに東北へむかえました。

 娘の彼は私のことを「すごく心の温かいお母さんだね〜」って言ってくれたそうです。

 嬉しくて、久々にとても幸せな気持ちで旅できました。


中尊寺周辺が「世界文化遺産」になってから「平泉」という名前を聞くたびソワソワしてました。

マルコポーロの東方見聞録に「黄金の国ジパング」は平泉と金色堂を指していたという説があったなぁ。


「金色堂」

 薄暗さの中、金色の光がゆらめく様子は厳かな雰囲気で、幽玄の美しさでした。

 金色堂には今も3つのご遺体と1つの首が眠ってます。中央は初代藤原清衡。右壇が基衡、左壇が秀衡と息子泰衡の首だそうです。


 ガラス越しですが金色のお堂は荘厳な蒔絵と夜光貝の螺鈿細工も輝き絢爛豪華。お堂に入った途端、私の口はポカーンと空いてたはずです。

 

  当時の藤原氏の財力に感服。


 今回気づきました。

品位と品格、育ちの良い方が築かれると金「きん」は清々しく、いやらしくないことを。

 

  

 ダウンダウンダウン

すこしだけ

平安時代にタイムスリップして、一つのストーリーを思い浮かべてみました。




 平泉の大池の蓮🪷の文献を読んで感じたこと。


 

 金色堂内の藤原秀衡公と息子「泰衡の首」の間の地上に800年の間ハスの実が数十粒放置されてたそうです。その実を5年かけ発芽。咲かせた花を大池に根分けし今日の大池ハスになってるそうです。 ハスの実は地中なら1000年以上経っても細胞は復活するそうですが地上で細胞が生きていたのは奇跡的なこと。

 漆と金箔の特殊な堂内環境が防腐となったそうです。

 


私は堂内環境云々よりご自分達亡き後、蓮の花に囲まれ、親子ゆっくり極楽浄土で過ごしたいと願った秀衡公が実を撒くよう言い残したんだなぁ〜って想像してしまいました。絶対そう思う。間違いない口笛 想像して勝手にストーリーをつくる。妄想好きは一生治らないかなウインクウインク


 とにかくすごい金色堂。


世界遺産。頷けました。