近年の皮膚再生医療には欠かせないものに湿潤法という創傷治療があります。
湿潤法とは、肌を湿潤環境で保護し、皮膚の自己回復力を最大限に発揮させて
傷や火傷を早く治すための治療法。
キズパワーパットなどで一般にも知られるようになりましたね。
この再生医療の考え方は、開発された化粧品にも応用され
湿潤環境を保つことでダメージを受けている部位に
ダイレクトに有効成分を届け、細胞成長因子を増やして
エイジングが進んだ肌の代謝機能を高める働きをするとされています。
* 細胞成長因子とはEGF(表皮細胞増殖因子) FGF(繊維芽細胞増殖因子)
私が美容部員時代に発売されたものの中では、
この考え方に基づいて作られた国内メーカーでの代表格は
アルビオン・ダーマシナジークリームや、コスメデコルテAQ MWなどでした。
もうひとつの方向は、ダイレクトに増殖因子を含有する化粧品。
それらはおもに大手化粧品会社ではなく
比較的小規模な化粧品メーカーから発売されています。
多くが大手でない理由は、グレーゾーンといわれる位置にこの成分があったから。
以下はピーグレンというコスメ好きの中では名の通ったメーカーの
成分変更のお知らせをみて想像がつく方もいるでしょう。
ヒトオリゴペプチド -1(EGF)は総務省の通達により、
今後は医薬品指定成分に分類され
化粧品には配合ができなくなる可能性があります。
ピーグレンではこの県を検討した結果、
今後の製品には配合しない方針といたしました。
これにより、10-YBローション さっぱりタイプは3月30日以降のご注文から、
10-YBローション しっとりタイプは6月1日以降のご注文から、
EGFが配合されないものをお届けいたします。
EGFを配合された製品をご希望の場合は、
5月末日までは10-YBローション しっとりタイプをご注文いただけます。
今回の処方変更によって、
ご不便をおかけいたしますことを心からお詫び申し上げます。
ということは・・・すぐにではないにしても、
いずれは医師の指導の下に処方される成分になるかもということ。
そのほうがより安全と判断されるなら、そのほうが良いのだろうと思います。
でも、一方ではやはり効果のあるものを使いたいという
欲![]()
カネボウ化粧品の白斑被害はしかり
以前の高濃度ビタミンC5%美容液での遅延性アレルギーのこともあり
自己責任で使用する化粧品にはかなり神経質になりながらも
現在は界面活性剤に過敏で保湿の難しいアレルギー肌にとって
過酷な季節である冬に向けての模索をしています。
現時点での私にとっての合格ライン、クリア化粧品はこちら↓
EGF濃度は単体で10ppm(0.001%)
4種類で40ppm(0・004%)濃度を基本とする。
これはEGFがギリ効果を望める濃度の100倍とのこと。
と聞くとえっ
濃すぎて怖くない?という心配が?
いえいえ、副作用を懸念される濃度は1%を超えたらとのことなので
過剰に使用しない限りは大丈夫と思います。
医薬部外品ではないのであくまで、基本は自己責任・・・
*美容道は慎重に歩みましょう。
(と、自分に言い聞かせてマス
)
皆様、なにかより良い情報がありましたら、
是非お知らせくださいませ~(。-人-。)
