商売を営なみながら  

堅実家で あった  亡き父の言葉です



昭和の時代 商売人というものは

派手 や 見栄っ張りが 多かった



その中で 父は義理は 欠かさないけど

派手な付き合いや 無駄使いは 慎む人で



子どものわたしから見ても

細かいな

ケチだな  って思う場面が 多くありました





父は お金に名前をつけてました

家計で言う 袋分けです




必要なお金をもらう時 

とってもに時間が かかって

それが わたしはいやだった




仕事の手が空いてから

それから 袋分けしてたであろう

区分けた お金 の袋を 出してきて

その中から わたしに 手渡します

 



わたしの目を見て

領収書を もらうこと

お釣りは ちゃんと 手渡すこと




そんな言葉を

急いでるわたしに掛けて やっと手渡す

儀式みたいな 時間

それが とっても いやだった





パパはどうして お金に名札をつけてるの?

大人になってから 聞いたことがある



お給料が 入ったら

先に貯金を  してしまい  残りで 

生活していく




出どころ や  使い道  書き記していれば

お金に名札をつけること なんて

しなくても いいって思ってた




今思うと  それは 愚問だと思います 





お金に名札をつけるのは

当たり前のことで

分けて 名札がついてるからこそ




区分けて  混ざらなくて

お付き合い費 も

大きな買物の時 も

予算を持って 使うことが出来る





ケチ で 堅実な父は  最期には 

わたしに こんな風にも 言いました

「お金は 借りてもいい  だけど 貸してはいけない  何故なら返さない人が居るからだ。 私は借りたお金は必ず返す。 けれどそうでない人がいるからだ」




おかしな気持ちだった

全く逆のことを言い出すとおもったから

その 話に驚いた

父らしいな とも思った



もう一つは  

残したお金のことを言っていた

「無駄使いだけは してくれるな  知ってるだろ  倹約して 倹約して 貯金したお金だ」



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今 わたしは

返せるあてのないお金を

借りることは しないし

人さまに 貸すお金は ない



自分のお金を 父のように 

一般世間さまのように

シッカリと 袋分け貯金をしてる



そのお金を 大事に使って

小さく暮らすこと  実践しています



少ないお金だけれど

名札を付けたことで  安心 と 

メリハリ  が 出来ました 

 


                  * ahahahaha *



           気を引き締めなくちゃ!