芦屋市に全国最年少の市長が誕生。

時代の変化と、期待があふれる。

自らの資力(金)もなく、多くの支持者に支えられた選挙戦。

人も「カネ」も、「変化」と「斬新さ」が求める有権者の総合力が押し上げた市長であったのだろうか。

 

就任一年、その真価がいよいよ問われる。市長編成予算の実行である。

その時、市長就任時に条例で提出が義務づけられている資産等の報告で公開対象の全ての項目に「なし」としていたが、「貸付金」が850万円あったとして今年6月24日に訂正届が提出されたと、新聞報道があった。

 

昨日、市役所での用件があったことからその手すき時間に市長室秘書課で市長の資産等報告の閲覧申請を行った。

 

担当職員に資産等報告書を提示して頂いた。

提示されたものは、コピーらしきもので「正本」ではない様だ。

報告書で示された日付は、令和5年10月10日となってる。(後で市のHPで「資産等公開」を検索すると同様)

職員に、原本でないですねと尋ねると大事そうにファイルらしきものを抱えてこられた。

 そこで、「条例では市長就任時から100日を経過するまでに作成なっていますよ」と尋ねると、「7月には提出されています」とのこと?

 庁内でどの様な手続きがあったのか不知であるが、条例違反ともとれる公開方法は如何かと…。

 

 また、そもそも条例施行規則の第11条(報告書の閲覧)4 報告書は、丁寧に取り扱い、破損、汚損、加筆等の行為をしてはならない。としている。

 全国的に政治とカネの問題となったことを背景に、どの自治体でも本条例が制定されている。

 当時の国が示す準則に倣う内容であろうと思うが規則を単純に読むと「原本」の閲覧を想定しているのではないか?報告書の写しの閲覧にしては仰々しい規定である。

 そもそも、原本を閲覧に付さないことは理解しがたい。

他の自治体では、時代の変化かホームページ上の公開を行っているところが多数に及んでいる。若くエネルギッシュな市長は、このような現状を知っているのか?

 この度の訂正報告を機に、公開の在り方や事務手続きが「正当」なものかチェックする「力」も期待する。

 また、若い市長は、今風の「資産」の範疇に「暗号資産」なども加えることも一考と、担当職員にささやいて閲覧を終えた。

 

 しかし、市長26歳、貸し付けが出来る「資産」を持っておられたのですね?

やはり「政治の世界」は一定の財力がないと「志」だけでは選挙戦をたたかい抜くことは難しいのでしょうか?

 次に続く、若人にこのあたりの「政治」も就任一年を経て「発信」してほしいと思います。