芦屋市の指定管理者が運営する施設に、芦屋市総合公園(ミラタップパーク)があります。

この施設で例年行われている「春の大園遊会」があります。指定管理者の自主事業でありますが、今年の企画チラシに「今年は自衛隊がやってくる」と記載。

紹介で「制服撮影会」「ロープ渡り体験」などあります。

例年の「防災コーナー」「防犯コーナー」として消防署と警察署の協力もあるようです。

広報あしや5月号の小さな囲み記事で春の大園遊会が記載されていました。

内容紹介は、⑤自衛隊・消防・警察コーナーとされていましたことや大園遊会開催の案内が、指定管理者のホームページ上になかった(5月2日現在)ことや学校を通じチラシが配布されているが市の施設のどこにも同様チラシが置かれていないことから、市に問合せをしていました。

市の回答が5月8日に届きました。

お問い合わせいただいた内容について、下記のとおり回答します。

1、長らく続く自主事業ですが、自衛隊の参加を得る内容について市として指定管理者から

どの様な説明を受けたのですか。

2、この提案を市として適切な企画であると判断された理由は何ですか。

【回答1、2】

 自衛隊・警察・消防コーナーとしての体験プログラムの一環で、様々な体験をしてもらう主旨と聞いております。

また、このプログラムは、希望者が参加するものであり、参加を強制するものでないため、企画に問題があるとは考えておりません。

 

3、市は、本件事業を広報あしやで紹介をされています。当該記事に指定管理者の公式HPのQRコードが記載されていますが、このHPには「フリーマーケット募集」が紹介されているのみです。(2024年5月2日現在)自主事業と言えども、公共施設は広く市民等に開放されてるものですが、広報が十分とは言えないと思いますが、市としてこのような指定管理者の姿勢をどの様に判断されているのですか。

【回答3】

ご指摘のとおり、指定管理者のホームページに春の大園遊会自体の告知がわかりにくいため、今後、本イベントに限らず、よりわかりやすく、充実した情報発信に努める必要があると考えております。

 

4、本件自主事業の案内を学校を通じ児童に配布したと仄聞します。指定管理者が広報しない内容を学校を通じ特定対象者に周知したことを市としてどの様に把握していますか。また、このような特定する周知が適切と判断された理由は何ですか。

【回答4】

上記回答3にもあるように、ホームページ上での周知は今後改善していくべきと考えておりますが、市内の小学校等への案内の配布については、小学生を対象とするプログラムが多く企画されているため、例年、市内の小学校にチラシを配布し周知を行っているものです。

 

以上、ご理解賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。

 

との内容でした。

 

チラシには、「自衛隊のコーナー」との紹介はありません。

「国防のコーナー」とは露骨なのか?

自衛隊のイベントには、基地で開催されるものがありその中で体験コーナーが設けられています。しかし、このような「出前的」なことは芦屋では初めてのように思います。

近頃は自衛隊員の応募者が少なくなっているようですが、子どもたちを対象に先ずは「興味」「関心」づくりでしょうか?