前日株式市場
日経平均株価 始値:38,173.22 高値:38,526.93 安値:38,087.61 終値:38,487.90(+433.77) 出来高:29億株 売買代金:7.7兆円 日経先物(night):38,730
金曜日の東京株式市場は、前日の米長期金利の低下で金利上昇への過度な警戒感がいったん後退するなか、これまで売り持ち高を積み上げていた海外短期筋などが週末を前に株価指数先物への買い戻しを膨らませました。日経平均株価は、4日ぶりに反発となりました。ナイトセッションの日経先物は、続伸しました。
金利/為替
米10年国債:+4.500(-0.040) 日10年国債:+1.070(+0.015) 日米金利差:+3.430(+0.055) $/円:157.25
週末の海外市場の円相場は、米4月コアPCE価格指数が予想通り鈍化、個人支出も弱く、さらに、米5月シカゴ購買部協会景気指数が予想外に悪化したため年内の利下げが正当化されるとの見方に長期金利低下に伴い$売りが優勢となりましたが、その後は月末に絡んだ$買いが観測されました。今朝の外為市場は、157円台前半で推移しています。
海外株式指標
NYDOW:38,686.32(+574.84) NASDAQ:16,735.01(-2.06) CME日経先物:38,795
週末のNY株式市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目する米4月個人消費支出 (PCE) 価格指数がおおむね予想通りとなり、インフレ高進懸念が和らいだほか、前日に急落したセールスフォース(CRM)も売られすぎとの見方から大きく反発しました。NYダウは4日ぶりに反発し、NASDAQは3日続落となりました。今朝のCME日経先物は、38,800円前後で推移しています。東京市場は、強気のスタートが予想されます。