前日株式市場
日経平均株価 始値:38,823.91 高値:38,854.99 安値:38,592.94 終値:38,617.10(-329.83) 出来高:15億株 売買代金:3.8兆円 日経先物(night):38,770
昨日の東京株式市場は、前日の米半導体株安を受け、東京エレクトロン(8035)などが売られ、また、債券市場で長期金利が11年ぶりに1%の大台に乗せ、金利上昇が業績の逆風になるとされる三井不動産(8801)や三菱地所(8802)など不動産の下げが目立ちました。日経平均株価は、2日続落となりました。ナイトセッションの日経先物は、反発しました。
金利/為替
米10年国債:+4.420(+0.010) 日10年国債:+1.000(+0.020) 日米金利差:+3.420(-0.010) $/円:156.71
昨日の海外市場の円相場は、米4月中古住宅販売件数が予想外に減少し$売りが優勢となり、その後、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月30日-5月1日会合分)の中で、参加者が第1四半期のインフレデータに失望、2%目標達成を一段と確信するには一段と時間がかかるとの見解で、当面高金利維持する方針が示され、さらに、様々な参加者が追加引き締めにも前向きな考えを示したため金利上昇に伴い$買いが強まりました。今朝の外為市場は、156円台後半で推移しています。
海外株式指標
NYDOW:39,671.04(-201.95) NASDAQ:16,801.54(-31.08) CME日経先物:38,890
昨日のNY株式市場は、引け後に注目のエヌビディア(NVDA)の決算発表を控え、主要3指数は前日終値を挟んでもみ合いましたが、午後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が利下げに消極的なタカ派的内容だったことで売りが優勢となりました。NYダウは2日ぶり、NASDAQは3日ぶりに反落しました。今朝のCME日経先物は、38,900円前後で推移しています。東京市場は、強気のスタートが予想されます。