前日株式市場
日経平均株価 始値:38,287.99 高値:38,477.68 安値:38,084.71 終値:38,356.06(+176.60) 出来高:21億株 売買代金:5.0兆円 日経先物(night):38,600
昨日の東京株式市場は、前日の米株式市場でハイテク株が堅調だった流れを引き継ぎ、前日に決算発表したソフトバンクグループ(9984)など、値がさ株の一角に買いが入りました。日経平均株価は、2日ぶりに反発となりました。ナイトセッションの日経先物は、続伸しました。
金利/為替
米10年国債:+4.440(-0.040) 日10年国債:+0.960(+0.020) 日米金利差:+3.480(-0.060) $/円:156.46
昨日の海外市場の円相場は、米4月生産者物価指数(PPI)が予想以上の伸びとなったため利下げ観測が一段と後退し$買いが優勢となりましたが、その後、3月分の下方修正や一部項目が消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を示唆したため長期金利低下に伴い$売りに転じ、パウエルFRB議長が第1四半期にインフレ改善が見られず当面高金利を維持する必要があるとしたため下げ止まり、利上げの可能性は少ないとの発言で上値も限定的となりました。今朝の外為市場は、156円台半ばで推移しています。
海外株式指標
NYDOW:39,558.11(+126.60) NASDAQ:16,511.18(+122.94) CME日経先物:38,670
昨日のNY株式市場は、注目された4月生産者物価指数(PPI)は予想を上回る伸びとなりましたが、3月分が下方修正されたことで過度な警戒感が強まらず、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が「再利上げに迫られる可能性は低い」と改めて利上げの可能性を否定したことや、米10年債利回りが低下したことも安心感につながりました。NYダウは2日ぶりに反発し、NASDAQは2日続伸となりました。今朝のCME日経先物は、38,600円台後半で推移しています。東京市場は、強気のスタートが予想されます。