前日株式市場
日経平均株価 始値:37,724.47 高値:37,749.48 安値:36,733.06 終値:37,068.35(-1,011.35) 出来高:21億株 売買代金:5.4兆円 日経先物(night):37,100
金曜日の東京株式市場は、前日の米ハイテク株安を受け、半導体関連株などに売りが先行し、中東情勢の緊迫が一部報道で伝わると、リスク回避目的の売りがさらに加速しました。日経平均株価は、1,000円超の下げ幅を記録し、2日ぶりに反落となりました。ナイトセッションの日経先物は、反発しました。
金利/為替
米10年国債:+4.620(-0.010) 日10年国債:+0.845(-0.020) 日米金利差:+3.775(-0.010) $/円:154.57
週末の海外市場の円相場は、イランはイスラエルによる無人機攻撃を確認、試みは失敗と主張し、損害はないとしたため中東情勢の一段の悪化への懸念が後退し、円の売り戻しが優勢となり、さらに、ハト派として知られる米シカゴ連銀のグールズビー総裁がインフレを巡る進展が停滞しているため利下げ前にさらなる時間が必要と、想定以上に長期間高金利を維持する可能性を示唆したため$買いも強まりました。外為市場は、154円台半ばで推移しています。
海外株式指標
NYDOW:37,986.40(+211.02) NASDAQ:15,282.01(-319.48) CME日経先物:37,115
週末のNY株式市場は、イスラエルの対イラン報復攻撃が限定された規模でイランも損害はないと主張するなど中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りが後退しましたが、ハイテク株は、利下げ期待を受けた買いが後退したほか、動画配信のネットフリックス（NFLX）株の下落が重しとなりました。NYダウは2日続伸し、NASDAQは6日続落しました。CME日経先物は、37,115円で引けました。
