9日寄付き、無事SQを通過しました。
11日に選挙を控えておりますが、
SQ当日の日経平均が、SQ値(寄付値)より高く終わると、
その後の相場はよいといわれていますー
日経平均先物は12月モノがメインになりますが、
そこで「おや!?」と思った方も多いのでは・・・

通常、日経平均先物は日経平均株価よりも少々値段が高くなっています。
それは、先物は清算日を基準にしているためそれまでの金利分が、
乖離しているからです。

ところが、9日の先物の価格は、
日経平均より50円前後安く推移しています。
http://quote.yahoo.co.jp/q?d=t&s=998407.O
http://quote.yahoo.co.jp/q?d=t&s=5040469.O
通常ですと、現物より先物が安いと裁定取引のチャンスですから、
「現物売り」「先物買い」で、株価はスパイラル的に下がっていきます・・・
ところがそういう様子もありません。

実は・・・

9月末配当落ち分が加味されている


のです。
現在の日経平均採用銘柄の年平均配当利回りは、
およそ、1.2%
http://allabout.co.jp/finance/assetmanagement/closeup/CU20050505A/
その半分弱が9月中間に権利落ちするとすれば、
日経平均を12,500円と設定すると
12,500×1.2%×0.5=75円
となります。
12月の先物は金利を加味した上で、
その分低い価格が理論値ということになりますねー