有料サロンで誤情報…［虚実のはざま］
専門機関が否定
８００人を収容できる大ホールが、満員の聴衆で熱気に満ちていた。
７月４日、名古屋市で開かれたのは「新型コロナと遺伝子ワクチン」と題した講演会だった。参加者には地元だけではなく、首都圏や近畿、九州から駆けつけた人も多かった。
マスク姿の人はほとんどいない会場で、登壇した医師や地方議員らが熱弁をふるった。
「ＰＣＲ検査はインチキ。世界にコロナの存在を証明するものはない」
「ワクチンを打つと遺伝子が改変される」
講演で出た話は、米疾病対策センター（ＣＤＣ）など世界の公的専門機関が否定する誤った情報だ。それでも発言のたびに大きな拍手が起きた。
幼稚園で働く２０代の女性は「ネットでワクチンの情報を調べたが、いろんな情報が飛び交っていて何が本当なのか分からず、悩んでいた」と、参加した理由を語った。
女性は今も接種をためらう。「医師の先生の話を聞いたので不安が消えない」
４０００のいいね
接種を巡って誤った情報が広がるのは、ごく一部の医師らの発信が影響している。講演会で最も注目されたのが、兵庫県内で内科・精神科クリニックを運営する男性医師だった。
投稿サイトで情報を頻繁に発信しており、フォロワー（登録者）は１万５０００人以上。最近は投稿するたびに、見た人がツイッターやフェイスブックで引用して拡散しており、この医師が「インフルエンサー」になっている状況だ。
投稿内容を調べると、情報源にしているのは真偽不明の海外サイトやＳＮＳが多かった。「接種者が周囲に病気をまき散らす」などと投稿しているが、これもＣＤＣなどの公的機関が否定している情報だ。
しかし不安をあおる情報は、副反応などを心配する人の関心を集め、それが医師免許を持つ人の発言なら信用もされやすい。
この医師が７月、過去の投稿内容などを基に評論家らと出版した著書は、通販サイト「アマゾン」の書籍売れ筋ランキングでは部門別で１位になっている。
医師は、国に接種事業の中止を求める訴訟も起こした。発信や活動の意図は何なのか。８月、読売新聞の取材に対し「ワクチンは有効ではないという説もあるのに、主張が全然聞き入れられていない」と強調した。
凄いね
医師が『コロナ』自体を否定とは
コロナ自体ないし、ワクチンを打つと遺伝子がおかしくなるんだって
で、この発言をそのまんま聞き入れてしまう人々が一定数いるって怖さ
これは、一定数の人々が悪いのか
聞き入れる人々がバカなのかって事になる
そもそも、報道を信用していない人々なんだろうけど、それは報道が反省すべきだと私は思うね
これって、占いや宗教と同じで、人間って不安になったり、迷った時は必ずその答えを探しにさまよう
これって人間として普通だし、その心のよりどころが宗教なのか、この医師なのかの違いだけだよね
只、たまたまこの医師の言う事を信用するって選択肢になったのなら、それは確認してみないとダメでしょう
例えば、占い師に「赤いハンカチを持って行動すれば良いですよ」と言われれば、早速赤いハンカチを持ち歩きますよね
それと同じように、この医師が「コロナ自体がない」と言うのなら、確認しなきゃ
凄い簡単ですよね
この医師に、コロナウイルスを感染させれば良いんです
「無い」と言うのなら、感染させて、感染実験すれば良いんです
医師なんだから、自分で治療して自分で完治させ、その経過や体験を語れば良いじゃないか
なんなら、その経過動画でも撮れば良いじゃないか
科学的、疫学的根拠をガチャガチャ言うよりも、それが一番説得力があるでしょう
聞き入れた人々は、その医師に対して、「世に言われているコロナウイルスに感染してみてくれ」って言えば良いんだよ
世の中、色々な人が居て良いんだけど、良い感じでワクチン接種が進められているのに、医師と言う立場で邪魔しないで欲しいね
私からすれば、余計困惑するでしょう
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