<アルジェリア拘束>「無念」日揮、従業員10人死亡確認
アルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件で、プラント大手「日揮」(本社・横浜市西区)は21日深夜、日本人7人、外国人3人の従業員計10人が死亡したことを明らかにした
記者会見した遠藤毅広報・IR部長は「10人の犠牲を確認するに至ったことは大変残念。有能なスタッフを失ったことは無念の一言。ご遺族の心情に思いをはせると言葉がない」と声を震わせながら語った
やっと、安否確認が出来たようだが、残念な報告となってしまった
少しの望みと生存だけでも期待していたご家族や国民にとっては悲しい結果となった
遠藤部長は21日午後11時45分ごろから会見した。遠藤部長によると、10人の遺体確認は、現地イナメナスの病院を訪問した川名浩一社長が午後11時すぎ、日揮の本社対策本部に連絡してきた。日揮本社のスタッフが遺族に電話で連絡したという。日本人の死者7人の氏名は「実名を公表して家族らに、さらにストレスを与えることはしたくない」として公表しなかった
川名社長は日揮本社に「病院関係者の話では遺体の検視は19日に行われ、18日に亡くなった可能性がある」と説明した。ただ、搬送されるまでの経緯などは不明だという
一方、日揮のアルジェリア人関係者が武装組織側に情報を提供したとの報道について、遠藤部長は「承知していない」と話した
まだまだ情報が錯綜する現地で、テロ組織は本当にスパイを企業に潜り込ませたのだろうか
普通に考えれば、潜り込ませていてもおかしくない
しかし、これが本当に潜り込んでいたのなら、今後雇う人間の身辺調査や思想的・政治的犯罪歴を十分に調べる必要がある
日揮という会社は、プラント施工のプロフェッショナル企業で、ほとんどが危険な地域での仕事となる
発展途上国の上に宗教や利権が絡み、かなり厳しい地域が多いのだが、日本の技術は世界が必要としているだ
石油・ガス・原子炉・高層タワー・等など、日本の技術なくして出来る特殊なものは何もない
日本の技術を世界に提供し、世界発展や発展途上国の発展に活躍しているにも関わらず、テロ組織とは本当に人間のクズだ
民間の事に自衛隊派遣も決定し、安倍首相も敏速な対応をしていると私は評価する
民間での自衛隊派遣には、また後で異論が出る可能性もあるが、テロ組織に対しても「日本人を殺れば国は動くぞ」と強いメッセージを見せつける事も必要だろう
私達の知らない所で日本人は住み、活躍し、各国に貢献しているのだ
これを機会に、世界で活躍する日本の職人さん達をテレビ等で随時教えてもらいたい
テロリストに殺されたのか、軍の制圧に巻き込まれたのかは解らないが、死亡した事には間違いない
こよのうな木箱(棺)に収められ無言の帰国をするのだが、この棺を見ればその国の状況がお分かりだろう
私は世界貢献をしつつ仕事(稼ぐ)者達を称賛し、この度のご冥福を心よりお祈り申し上げます
日揮の従業員は、まだ日本人3人、外国人4人の計7人の安否が確認できておらず、遠藤部長は「安否の確認に引き続き全力を挙げたい」と述べた
3人は、銃撃や爆撃を受け、バラバラになり安否の確認も困難かも知れないが、まだまだ少しの望みを捨てず生存である事を神に祈りたい
亡くなられた人々には、国籍を問わずご冥福をお祈り申し上げます
残念 無念