03年7月15日 チェンマイ=>パイ
朝、チェンマイに着いた。
バス越しに見える、朝焼けの空が物凄く、眩しくて綺麗だった・・・
チェンマイアーケードに着くと空が青く、透き通るようで、
急に山間の町Paiへ行きたくなった・・・
Paiはチェンマイからメーホンソンに向かう途中にあるとても小さな町。
特にこの頃は、地球の歩き方にもぎりぎり乗っていなく、
西洋人にも、タイ人にもそこまで知られた町ではなかった。
けれど、自然に囲まれ、ヒッピーやバックパッカーをひきつける魅力があり。
可愛いレストランやカフェもあった。
今でも、Paiは僕の心の中では、変わらず2003年のままで。
凄く素敵な町だったのを覚えている・・・
着いて、小さなせせらぎのほとりの安宿に泊まることを決めると、
僕は町の探索を始めることにした。
手製の地図を描きながら、何も無いところから、
少しずつ、イメージや町の姿・規模・そういったものを創り上げていく。
それがやけに楽しくてたまらなかった。
夜、明かりの無い川の傍を歩き、空を見上げると
瞬く星で空は埋め尽くされていた。
月の灯かりはただただ優しくて、僕はすっかりPaiという町に惚れていた・・・
