2003年7月11日 日本=>タイ
2003年7月11日、5年前のその日。
僕は日本を発った。
長く、熱く、身の深い深い芯まで熱く、通るほど
人生を変えたその二年は、今でもこの心と体の根元にある。
忘れえぬ思い出を得た、その熱い2年間と日々へ。
出会った、すべての人々へ。
ただただ感謝の気持ちでやまない。
「オーストラリアに住みたい。世界を見たい、」その想いだけを叶えようと、
小さな夢を叶えようと、ただ純粋に想い描き、やっと開けたスタート。
僕は、その日、日本を発ち、タイへと飛んだ。
タイは、20歳の時、初めて一人旅に出た時訪れた思い出の地だった。
その時、色々な場所を訪れて、すっかり虜になったしまった僕は、
オーストラリアを訪れる前に、この場所を訪れることを決めた。
久しぶりに戻った、その街はとても暑く、そして優しかったのを覚えている。
そして、時間に制約される事無く、回れるその自由を、
ただ僕は感じていた。
そして、7月14日僕は、夜行バスに乗って、北の街チェンマイへと向かった。
