皆へ
この広い世界の中で日本人として生まれたこと。
この広い世界であなたというかけがえのない友に出会えたこと。
国籍はどこであれ、育った文化や歴史、国、場所に違いはあっても
共有できる瞬間。
変わらずつながっているこの感覚。
不思議でたまらない。
人は「それ」を、時に忘れそうになる。
けれど、ふと考えたとき、その胸にたくさんの想いと記憶たちが散りばめられていることに気づく。
その度に、その人生の絵は輝きを増していく。感謝の気持ちで胸はたくさんになる。
「運命」を信じる?
僕は信じる。
この地球を受け継ぐものへ。
この大地を受け継ぐものへ。
この日本を受け継ぐものへ。
この世に意味のないものはない。
白いキャンバスに絵を描き続けることこそ、人生であり。
また絵を描く筆を止めることも、人の絵を見ることもまた人生。
ただ振り返った時に、その絵がより鮮やかになっているように
「いま」を 生きていたい。
人生は美しい。
同じものは何一つとしてないからこそ、あなたは「唯一」であり、「永遠」だ。
笑っていますか?
楽しんでいますか?
その瞳は輝いていますか?
もし、その心が曇っているならば、雨が降り続けているのなら、
あなたの心の中の温かい記憶と存在を辿ろう。
すべては未来へ。
いつでも、その人生はあなたの手の平の上にある。
人生という海原は、僕たちが考えている以上に果てしなく広がり、
可能性に満ちている。
