舞台は、例によってメガバンク🏦
登場人物の全員が"クセあり"で、さらに
大半が、不正問題や心の葛藤を抱えてる始末。
銀行で発生した現金紛失をキッカケに
支店の稼ぎ頭の不正融資、支店長の癒着など
銀行や人間の様々な闇が暴かれます・・・
タイトルにある「シャイロック」とは
シェイクスピアの劇曲「ヴェニスの商人」の
悪名高く、強欲な金貸しの名前から。
憎き相手への復讐に固執しすぎて
最後は破滅へ向かうシャイロック。
退職や逮捕など、築き上げたものを失ってく
登場人物たちに、掛けたのでしょうか😌
それとも、人は誰しもという意味も・・・❓
映画のオープニングでは、
「ヴェニスの商人」の舞台を鑑賞した夫婦が
「シャイロックが悪者になってるけど、
本当は、金を返さない方が悪いのでは」
こんな会話をしています。
また、
「金を返さないのは悪いが、
返せばそれで良い、というものではない」
こんな台詞がでてきます。
"清算"
過去や罪のケリの付け方は、様々です。
悪事や犯罪に限らず、誰だって
やり直したい事の一つや二つ、あるのでは😌
どうやったら決着するか❓いつ終わるか❓
忘れちゃえば?
辞めちゃえば?
バレずに通せば?
刑期を終えたら?
死んでしまえば?
そこに、正解や不正解は無く
答えは、自分の中で育むしかないと思います。
映画では、
半沢直樹をパロった、こんな台詞が。
「基本は性善説。
だが、やられたら倍返し!ってね」
これは、他人に対してだけでなく、
自分にも言えるんじゃないでしょうか👍
僕も在籍してましたが
"銀行"というのは、面白いところです🏦
原作には、こんな台詞があるそう。
「銀行が持っている情報は、
取引先を丸裸にしてしまう。
ある意味で、何十年もつきあっている
友人よりも詳しく、その人のことが
わかってしまうのだ」
確かに、ちょっと納得です。
"お金"というのは、不思議なものです💰
出演者も言ってましたが、
「お金が無いからこそ見えるもの。逆に、
お金が有るからこそ見えなくなるものも
沢山あると思います」
結局のところ
金融=人を見るもの、人が見えるもの
そんな氣がするんです💰
だから、正直、あまりお金に興味のない僕が
20年近く、この業界にいるんだと😙
この作品を観て、僕は聖書に登場する
「欲がはらむと罪を生み
罪が熟すると死を生みます」
この聖句を、思い浮かべました📖
欲がたくさん膨むと、罪となり
それが熟すると、死を生んでしまう。
皆さんは、どのように捉えるでしょうか❓
僕は、
"死が来ます"ではなく、"死を生みます"
この表現が絶妙だと感じます😌
死は、"自ら選択し、自ら作るもの"だ、と。
自分次第で、途中でストップしたり、
回復したり、赦しも与えられ、救われる🙏
大事なのは、欲に負けないことじゃなく、
欲から逃げないこと
そう思うんです😌
欲は誰にだって、ある、湧き出てくるもの。
なので
否定せず、責めもせず、逆らうでもなく🙏
映画のキャッチコピーは、
「金か、魂か。」
これからの日本は、
このバランスが崩れていくと危惧します🗾
崩れた先にあるのが、死、なんて
悲しすぎます。
僕は、両方を大事にしながら生きます✨✨
そして、
そのお手伝いをさせていただきます🤝
「金と、魂と。」
それこそが
ハッピーライフ・プラン(生きる力)だと
信じ続けて🌸
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