関東で警察官をしていました。


度々同僚と山口真帆さん暴行事件が話題になっています。

今はすでにこの話題は終息しているかもしれませんがこの事件を僕からの目線で残しておきたいと思いました。

まずこの事件は2018年12月8日に山口真帆さんが自宅の玄関前で男2人から顔、口などを掴む暴行を受けました。
暴行犯は翌日12月9日午前10時15分に暴行容疑で通常逮捕されました。

山口さんの供述ですとメンバーが事件に関わっているのも事実でした、
その内容は帰宅時間教えたメンバーが居る、部屋を教えたメンバーが居る、部屋に行けとそそのかしたメンバーが居るとの事でした。
皆さんはメンバーがこんな事していたら逮捕されると思いではないでしょうか?
この場合逮捕できる場合と逮捕できない場合があります。

逮捕できる場合の説明すると暴行を男2人から事前に山口さんを痛い目みせたいからどうすれば良いかとメンバーに相談していた場合は暴行の計画性もあり先程の3つの内容を伝えていたら暴行の共犯として逮捕できます。



次に逮捕できない場合の説明をしますとメンバーが暴行を知らずに伝えた場合です!
僕はこの事件メンバーは男達が暴行するとは知らなかったから逮捕できなかったと思います、
暴行犯の供述からすると(音声データhttps://youtu.be/5HRU1_7dxfA)一緒に遊んでるメンバーに山口さんと話しがしたいから相談してたとの事でメンバーは暴行する事とは知らず相談に回答をしていたんだと思います。そして第三者委員会記者会見ではNGTの運営取締役松村氏が事件遠因の繋がりメンバーの存在を認めており第三者委員会では繋がりを申告したメンバーがいるのは事実としておりました。(第三者委員会報告書P21)そして暴行犯達は同じ音声の供述で山口さんが騒いでパニックって押し合いみたいになったとしています。
男達は山口さんと話す為に自宅に行き山口さんの帰り待ち山口さんが部屋のドアを開けてからドアノブを男達が抑え山口さんが騒ぎ男達2がパニックって山口さんの顔を押さえたのではないかと思います、
メンバーは悪魔でもどうすれば山口さんと話せるか伝えたそれが事件遠因の繋がりメンバーではないんでしょうか?

もう一つ男達は不起訴になっていてその不起訴に疑問を持ってる方が居ますが暴行の不起訴はそんなに珍しくありません。
実は暴行罪は、犯人が逮捕・勾留されないケース(在宅事件)が全体の60%以上に及ぶってご存知でしたか?

そもそも最初から暴行するつもりなら殴る、蹴るをしませか?その方が手っ取り早く相手を制圧できますよねましてや相手は女性1人ですから!

男達はそうはせず最初にドアノブを押さえており山口さんが騒いだ事から口を塞いでいますので検察も被害が軽微で暴行する意思はないと判断したのではないでしょうか、被害が軽微の物も全て起訴してたら国家破綻しちゃいます。



不起訴になったから山口さんは暴行を受けてないと言ってる人も見たのですがそれは間違いですね、
不起訴にも嫌疑なし、嫌疑不十分、起訴猶予があります
内容はこうです!
嫌疑なし
被疑者が犯人でないことが明らかなとき、または、犯罪を認定する証拠がないことが明らかなときに出される不起訴処分です。真犯人が見つかった場合や被疑者にアリバイがある場合は嫌疑なしで不起訴になります。

嫌疑不十分

被疑者が犯人であることや犯罪の成立について十分な証拠がなく、起訴しても有罪にもち込めないと検察官が判断したときに出される不起訴処分です。

起訴猶予
被疑事件について、検察官が、犯罪は成立し訴訟条件も完備していると認めたが、公益上訴追を必要としないとして、公訴を提起しない処分

この事件の場合明らかに起訴猶予ですよね?
暴行犯は音声で俺が悪いとかパニックってと暴行を認めていますから暴行はあったと判断できますよね?

あとちなみになんですがニュースでも口を押さえるなどの容疑で逮捕とありました。
警察はメディアから電話が来て事件の内容を伝えます「事件の捜査を混乱させたり影響が出る内容は伝えません」
山口さんが暴行されたのは紛れもない事実です

山口真帆さんを嘘つきと言う方が居るみたいですがその方々に共通してるのは間違えた知識ですね

まとめるとメンバーは逮捕されない関与で犯人の不起訴はなにも珍しくなくこの事件は単純な事件だと思います。



文章書くのが苦手で読みにくいと思いますが誰かの目に止まってくれたら幸いです

最後にですが僕はこの事件の担当でもなく管轄も違いますし新潟の警察の知り合いもいないです。

悪魔でも調べて僕からの目線での内容です