11月の初め、ベランダにホソヒラタアブが来たのでカメラを向けたときのことです。
なかなか焦点が定まらず、ホソヒラタアブをカメラで追いかけ回していたら、突然カ
メラのレンズに向き合って3秒くらいホバリングし、その後ちょっと離れて壁際でホ
バリングを始めたのですが、不思議なことにカメラの動きに反応したのです。
カメラをちょっと右に向けたら、カメラの動きに合わせてちょっと右にスッと10cm
くらい移動、「アレっ」と思ってカメラをちょっと左に戻したらちょっと左にスッ
と移動、「アリャリャッまさか」と思ってカメラを上に向けたら10cmくらい上
にまたまたスッと移動。「オオーッ」と思ってカメラを下に向けたら下にスッと
10cmくらい移動。 間違い無くカメラの目線に合わせて移動していました。
信じられないでしょうが、下のような動きです。
中央の画像が最初にホバリングしたときに撮影できた画像です。
あとは矢印のようにスッスッとほぼ瞬間移動しました。
この後、何日間か動画で撮影しようと試みましたが成功には至っていません。
ホソヒラタアブがカメラに反応するという事が研究発表されたら面白いでしょうね。
この後はパリダ風車の廻りを1周して飛び去っていきました。
そのパリダ風車の約3週間後の状態です。良く咲いていました。
パリダ風車は今も咲いていますが終花に近づき、花弁はピンク味を帯びています。
今日も天気が良く、ホソヒラタアブが1匹飛んできました。
今日はお好みのメインはビオラでした。
(完全に頭を突っ込んでいます。)
今日のホソヒラタアブはトラ模様というか蜜蜂模様というか美形です。
時々真っ黒なのも飛んできますが、今日の方が可愛げがあります。
ときおり金魚草の廻りにも。
(最近の金魚草はちょっと元気がないですけどね。)
ワイヤプランツは今日は花には止まらず、陽だまりで羽根休みのみ。
(右上に花が咲いています。)
このホソヒラタアブはとても人なつこく、花に止まっているときに指を近づけても逃
げず、ちょっと触るとちょっと飛び立って近くに移動するといった感じで、カメラの
レンズに向かってホバリングし、カメラに止まってくる始末。
(慌てて女房を呼び、女房がスマホで撮影。)
あと、私の腕が陽に当って暖かかったのか腕にも止まりました。(こちらは撮影できず。)
ホソヒラタアブは名前はアブでも刺さないのでご心配なく
このホソヒラタアブが飛び去って1時間くらいしたら別のホソヒラタアブが飛んで来
ました。 身体はひとまわり大きく、明らかに先ほどの個体とは別でした。
こちらは、ビオラではなく、ほとんどゼラニウムに止まっていました。ホソヒラタア
ブも個体により好みが違うのでしょうかね。
先日のブログの「ワイヤプランツがお好み」は修正が必要かもしれません。
もうすぐお正月というのにホソヒラタアブはまだまだ元気です。
