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D. barbigera(バルビゲラ)は、ピグミーの中でももっとも大型の種とされているのですが、これはD. barbigera'small'として入手したものです。ある情報筋によれば、smallでもtypeでもサイズは変わらない、ということなのですが、それほど大きいと言う印象はありません。育て方が悪い?それともまだ1年生なので今から大きくなる?それともsmallの特徴が現れてくれた?typeを持っていないのでよく分かりません。


こちらでD. barbigera'small'という名前で調べても該当が無く、かわりにD.barbigera ssp. minorというのがあり、また他の情報では'Small Southern Form'という表記もあるようです。これらは全部同じものをさしているのでしょうか?謎です。分かる方がいれば教えてください!

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こちらがムカゴ。ムカゴは生育が良くても不良でもサイズはあまり変わらないと思うのですが、巨大種というわりにはさほど大きなムカゴではないです。一応、栽培困難ということになっているらしいので、土作りから置床まで丁寧にやります。丁寧にやればよく育つという保障は無いのですが。。。
1鉢(というか1ペット?)に8個×2ペット播きました。まだまだあるので一体何ペット作れば播ききるか、はたまた大鉢にドーンと植えるか悩みどころです。大鉢は置き場所に困るのが難点ですが、見応えはありそうです。



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こちらはD.stelliflora(ステリフロラ)。barbigeraとは違って栽培容易とされる種です。写真写りが良くないのですが、とてもきれいなロゼットになって美しいです。まるで星のようにも見えますが、種名の語源は「星のような花」なのでたまたまです。

ムカゴは結構大きいです。1株から採れたのが20個程度。増殖は来年に期待です。
埼玉のピグミードロセラ名人から、D.niveaとD.spilosのムカゴを分けていただきました。この2種、とくにD.niveaは、数あるピグミードロセラの中でも最も栽培が難しいものの一つで、まともに育てられる人はほとんどいないようです。それを栽培してみようなんて無謀な話かもしれませんが、とにかくゲットできたので、播き作業です。

まず、これらの自生地を調べて生育環境をチェックし、用土の配合をイメージして作ったものがこちら。
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のっぽの右がD,nivea用、左がD.spilos用。どう違うのかと聞かれても困ります(笑)。ペットボトルを使っているのは、植木鉢代をケチっているのではありません。自生地の特殊な環境を再現するために細長い鉢が必要で、市販では手に入らないのでこうしているわけです。

そしてそこに播くのがこれ。
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左からD.spilos、D.nivea。いずれも丸いムカゴで直径1mm弱。金(Au。1グラム5000円)よりも遥かに高価です。うまく育ちますように・・・
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記念すべき初投稿はDrosera nitidulaです。ニチズラとかニティデュラとかいろいろ発音されますが、どれが一般的なんでしょう?とにかく美しいドロセラです。数あるピグミードロセラのなかでも最も栽培しやすいものの一つなのでよく普及しているようですが、簡単ということでベテラン栽培家の中には作らない人もいるそうです。私は最も好きなピグミードロセラの一つです。

ちなみにピグミードロセラとは、ドロセラ属のうち、D.pygmaeaに代表される、ムカゴを形成するグループのことで、株の直径は大きな種類でも数センチ、小さなものでは1センチくらいしかなく、虫めがねが無いとろくに見えないものもあります。

ほかの食虫植物にくらべて、山野草趣味的な色が濃く、誰もが好き(?)なハエトリソウなどとくらべるとマニアックかもしれません。が、この可愛らしさに一度気づけば虜になると思うのですが・・・


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このD.nitidulaなのですが、春と秋で形が全然違います。1枚目の写真は秋の姿で、葉柄が短く引き締まった形で宝石のような美しさなのに、春や夏(この写真)は葉柄がダラリと伸びてカッコ悪いです。

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こちらは花。5枚花弁の白花で、小豆色の丸こい雌しべが特徴的です。この雌しべは、D.nitidulaを親として交配したものにもよく現れるので、交配種の中にもこの花に似た花がいくつもあります。

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こちらは肉芽(むかご)形成中。中心部のウロコのようなものがムカゴです。冬になると、こうしてムカゴを作って殖えます。ピグミードロセラの自生地というのは過酷な場所が多いので、こうして有性無性で殖えることによって絶種を免れているのでしょうか。

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こちらはD.nitidulaを片親としたと考えられる交配種で、Toodyay Pink(読み方はツデイピンク、ツディーピンク、トーダイピンクなど)という名前で出回っているものです。雌しべがnitidulaとよく似ていますが4本で、花弁の感じも少し違います。実はこれによく似た4枚花弁の交配種もあり、やはりToodyay Pinkと言う名前で出回っているようです。ややこしいですね。

本来Toodyay Pinkは、D.spilosのシノニムです。この交配種に対する名前は、いい加減な園芸会社が勝手な名前をつけて流通してしまったと思われますが、それを処罰する法律が無いので困ったことになっています。遺伝子を調べたらどういう素性かは判明するはずなのですが、お金にならないので誰もやりません。だれかボランディアでやってくれませんかねぇ。