ひっそりと日記再開します。
とりあえず今日のことでもつづります。相変わらず長い。


26日
朝、予定時刻どおり7時に起床する。
余裕があったのでシーザーサラダやら卵料理やらをしていたら気づいたら出発時刻を過ぎていた。
3回ほど忘れ物をして家に戻る。

この日の予定は
ある活動の一環で高遠ブックフェスの主催者の方への取材

その後
伊那の森の中(グーグルマップいわく非常に僻地)にたたずむ印刷会社の説明会

で、その後、友人たちと今年を忘却する予定


忘れ物地獄に陥ったことで予定集合時刻よりも20分近く遅れてしまったがなんとか出発
免許を2日前に取得したばかりの友人の運転 レンタカー
はじめはどうなるかと心配していたがあまりにもうますぎてびびる
一方未だに免許のない俺


高遠では実りのある取材ができた。


しかし、予定時刻を大幅に過ぎてたために説明会に完全に遅刻するペース
ソースカツ丼をほおばる余裕など全くない
しかも履歴書の写真を撮り忘れていたことに気づく
もはや終わりかと思われた 伊那観光にプラン変更をだれもが考えた
しかし、なぜか間に合ってしまった 
あまりにも焦っていたためかスピード証明写真のわたしの顔は
まるでチークを塗ったかのように紅潮していた
それにしてもなぜ間に合ったか分からないくらいの劇的な展開
そして、グーグルマップどおりマジで僻地にある印刷会社
悠久の自然の中にたたずんでいるのはいいのだけれども・・・・


印刷会社の説明会は説明会と称していきなりミニ面接スタート あせった
ひたすら足し算をさせられる適正検査なるものをやらされる
やたらと疲れさせられる くそだ


松本に帰り藤ラーメンで腹ごしられえ
ここのラーメンはとびきりうまいわけではないが何故かものすごい満足感に包まれる
いついってもそうだ

年を忘却する企ては、自分達の手で作り出すDIY飲み会、まあ俗に言う宅飲みってやつを
検討したが疲れ果てていたのでとりあえず街の飲み屋にくりだすことに

昭和横丁という小さな店が集合した飲み屋で100円立ち飲み居酒屋なるものを発見
外からのぞいてみるとあやしげな親父達に手招きされて中に入れられる
ここではだれもがぼったくりを予期したに違いない
しかし、事態はまったく逆だった
なぜか飲食のために必要なチケットを大量にくれる親父達
机にどんどんとおかれていく小銭 「好きなだけ飲め」というこの不況の時代においては
基本的にかけらることのない言葉のとおり何故かタダでエンドレスで飲み食いができた
完全に罠か はたまた夢か パラレルワールドか バブル期へのタイムスリップか
すべてが狂っていて 最高の店だった
何故かその店は客が新しい客をもてなすシステムとなっていて客全員が入り乱れて飲み会がスタート
結果、社長を名乗る親父や ヤーコン芋の生産の達人やら 美容師やら 医学部生やら ナンパ師やら
まったく脈略のない人々が自然と適当なことばかりを言い合うピースフルな環境が形成されていた
結局3時間ほどその空間に身をゆだねいかれた時間感覚に陶酔した
年を忘却できた 普段はそんなに飲めないのにお金を使わないとどうやら焼酎でもがんがん飲めてしまうようだ。
この飲み屋でつかったお金合計100円 しかもなぜかおこづかい500円を帰りに渡される。
飲めば飲むほど客がもうかる もうわけがわからない


二次会はモスにて、文化による街のデザインの可能性と限界性について白熱した討論。


めまいがするような一日。周囲の環境の変化が激しく自分の役割がどんどん変わっていく日。
明日は逆にからっぽの日になりそうだ。それはそれで楽しもう。