ストレスは良いのか?悪いのか?
そう問われると、まずストレスというものが何なのか?というところから考え始める必要が有ると思う。
ストレスが有るというと、何かストレスという、力のようなエネルギーのような何か見えないけど人に影響を与えるものが有るように考えてしまう。
ここに思考のトリックが有ると思う。
つまり、説明が難しいものに名前を付けてしまうという手法だ。
そうすると、話がし易くなるいという利点は有るけど、ずっとその名前で読んでいると、単なる概念だったものが実在するように思考の中で実体化したように感じるというのは弊害だと思う。
ストレスはまさにこの弊害の典型例ではないかと思う。
ぼくは、ストレスとは、自分で考えたことを根拠に自分を攻撃する思考を始めることで感じる圧迫感、恐怖感、無力感、焦燥感などの不快感だと思う。
状況によって、何かの条件が揃うと、どこかからストレスがやって来て自分に入り込んだり、自分の中でストレスというものが生まれる訳では無いと思うのだ。
だから、ストレスには良いも悪いも無いと思う。
自分で自分を責めることは一種の癖だと思うので、ストレスが嫌なならば、それを止めれば良いだけの話だろう。
その時にストレスを感じたら、それを原動力にしたり、楽しむというのも、その人の癖のようなものだろう。
それで、その人が凄いパフォーマンスを発揮出来たからと言って、全ての人がその方法で素晴らしいパフォーマンスが発揮出来るとは限らないと思う。
自分を追い込むような考え方を常々していて、それをバネにして事柄を推進する力を発揮するというやり方は、自分をすり減らすと思う。
それは火事場のバカ力を発揮するのと原理は同じで、自分が持っている力を一気に捻り出しているだけで、瞬間的に驚異的な力は出せるけどそれは持続性はない。
一回それをやったら、相当な時間をかけて自分が回復するのを待たなければいけない。
それなのにそれを自分の力だと勘違いして、それを出し続けると、常時自分の持てる力を絞り出すことになり、いつかは力尽きることになるだろう。
ぼくの場合は、仕事でそれをし続けた結果が適応障害という症状で顕在化したんだと考えている。