自分以外の人が、好意からやってくれたことが迷惑と感じる場合がある。
そういう場合に、それは要らないとか欲しくないとか止めて欲しいというのが言えなかった。
自分の本当の気持ちを人に伝えるのが怖かったのだ。
例えば、他人の家にお邪魔した時に、
丁度美味しいお菓子があるから食べて、と言われて出された物が不味そうだと思っても断れなかった。
例えば、帰る方向が同じだから一緒に帰ろうと言われたけど、
本当は一人で帰りたいと言えなかった。
そんな感じ。
ぼくのことを思って言ってくれているのは分かったので、それはありがたいと思った。
しかし、ぼくにはぼくの望みというものがある。
そう言う場合、そんな申し出さえ受けなければ自分の好きに出来たのに、といつも思っていた。
相手がそういうことを言ってこなければ良いのにと、他人側の問題だと。
でも、これは相手の問題では無い。
むしろ相手は善意の行動だし、こっちが断れば良いだけの話なのだから。
問題は自分で自分の望みや気持ちと言った本心を尊重出来ないことが問題なんだと思う。
これは、自分よりも、他人にどう思われるか?という体面を優先している姿勢だと思う。
つまり、自分を粗末にしているのだ。
自分を大事にしなければ、他人からも大事にされないと思う。
こういうさりげない時にも、
いやさりげない時にこそ、自分が自分をどう扱っているか?が出るのだと思う。
そして、それは自分では当たり前になっているので、なかなか気付けない。
今回はよく気付けたと思う。
ぼくの中にはこういう風に自分を大事にしない習慣が一杯有るのだろう。
こういうのに地道に気付いて行って、自分を教育し直すことで、
人生は変わるかも知れないと思っている。