ネガティブな感情は嫌だという印象があるけど、それは勘違いだと思う。
ぼくは自慢じゃないが適応障害や全般性不安障害を経験して、
現在も引きこもりのような生活をしている。
一時期、といっても結構な期間厭世的な気持ちに支配されたことが有った。
未来が不安で鬱鬱として楽しくなくなり、何もしたくなかった。
楽しそうにしている他人を目にすると、自分もああ成らなきゃと焦ったりした。
そのくせ、幸せそうな人、元気一杯の人は鬱陶しく、ああは成れないと思ったりしていた。
ある時、これってネガティブな感情を楽しんでいる状態なんだなと気付いた。
ネガティブな感情には独特の魅力が有って、それに魅入られると出て来れないという感じ。
激怒や嫉妬のような強い感情じゃないので、浸り続けられたのだと思う。
何もしたくない人も居れば、いつも何かしていたい人も居るようだ。
いつも何か楽しいことが無いと不安になるとか、常に恋愛していないとおかしくなるとか。
こういうのはポジティブな感情を楽しんでいる状態じゃないかと思う。
ぼくは本来ネガティブ感情もポジティブ感情も本質的に同じだと思っている。
エネルギーの発露のバリエーションの違いだと思うのだ。
怒って当然だと思えることが有ったときに出て来た感情だから怒り、
悲しんで当然だと思えることが有ったときに出て来た感情だから悲しみと思っているだけなんだと思う。
本当は100%怒りや100%悲しみみたいな出方はほとんどしないと思う。
幾つかの感情がブレンドされた状態で出て来るんじゃないかと思うのだ。
だからポジティブな感情は良くて、ネガティブな感情は悪いと言うのも単なる思い込みだと思っている。
思考でそう決め付けているだけで、何か特定の感情にだけ囚われることが不健康なんだと思う。
感情豊かと言われる人は、ネガティブな感情もポジティブな感情もバランス良く素直に表現出来るんだと思う。
ネガティブな感情だけ出している人が居るとしたら、それは何か無理しているか健康では無い状態なんだと思う。
それはポジティブな感情でも同じだろう。自然じゃないのだ。