引き寄せの法則とか、少し前に流行ったのは記憶に新しい。
関連本が沢山出版されていた。
今も出版されているかも知れない。
あれって、どうやるか?は置いておいて、
どれも根本的に現実はコントロール出来ると言っているのだと思う。
本当かな?と感じる。
全くコントロール出来ないとも思わないけど、完璧にコントロール出来るとも思わない。
何か、中途半端にコントロールすることが出来るという気がする。
その結果、中途半端に現実が変わるだろう。
ぼくは、世界は目に見える世界と目に見えない世界で成り立っているという世界観を持っている。
目に見える世界は、目に見えない世界と密接に関連していて、
目に見えない世界の方が世界の中に占める比重が大きいと思っている。
そして、目に見える世界と目に見えない世界のバランスがあって、
世界は両方の世界のバランスが取れる状態に落ち着くと思っている。
そう考えると、目に見える世界を自分の期待した現実に変えられたとしても、
目に見えない世界は変わっていない、みたいなことになるんじゃないだろうか。
だから、目に見える世界は一度は自分の希望通りになるけど、
すぐさま両方の世界のバランスを取るように変わってしまうんじゃないかと思う。
例えば、希望していた通りお金持ちになったけど、
それを元手に始めた商売に失敗して破産したみたいな。
だから、本当に自分の希望通りの現実を実現するためには
目に見える世界だけじゃなくて、目に見えない世界も変える必要が有るだろう。
目に見えない世界とは、たぶん魂とか霊とか縁とか運とか、何かそういう類の世界で、
目には見えないけど世界を支える仕組みみたいなものが働く世界じゃないかと思う。
そこに影響を与えるためには、
自分自身が変わるしかないだろうと思う。
何でそう思うか?と訊かれても困るけど、そう思う。
たぶん、自分の中の相反する考えを統合して行って、
希望を一つにまとめられたらそれが実現する力が働くんだろうと思う。
まとめられた希望は、「お金が入って来る」みたいな具体的な形にはならない気がする。
分からないけど、たぶん「幸せになる」というように抽象的な形だろう。
だから、顕在意識で考えた希望は、そのままの形では叶ったり叶わなかったりすると思う。
そうは言っても、引き寄せの法則の本などは実際に出版されている訳で、
おそらく自分の希望通りの現実を引き寄せたと実感した人はいるのだろう。
たぶん、それはコントロール方法が効いたと言うよりも、
人生がそうなっている、引き寄せが使える人として生まれて来ているんじゃないかと思う。
そういう人は、引き寄せを成功させる経験をするために生まれて来ているから、
ある程度の努力をすれば現実が変わったように感じられるようになっているのだと思う。
そういう人にとっては簡単に感じられるので、その経験を本にして出版しちゃったりするのだろう。
でも、引き寄せが出来ない人生の人は、その方法をいくら踏襲しても現実が思ったようには変わらないと思う。
引き寄せというのは、出来る人には簡単に感じるけど、出来ない人には出来ない、というもののような気がする。