「人生を変えるにはどうすれば良いか?」みたいな自己啓発本のタイトルに有りそうな問いかけには何となく惹かれる。
これは表現のトリックにかかりかけていると思う。
人生を変えるには、と言った時点で、人生が変わらないことがあり得るという前提を含んでしまっている。
だから、この文章を受け入れるとこの前提も認めたことになるからだ。
でも、良く考えると分かるけど、人生は変わり続けている。
変わらないことは無いと言い切れるだろう。
まず、時間は一秒一秒経過している。一瞬たりとも止まらない。
そして、みんな動いている。世界は動き続け、変化し続けている。
同じ状況が揃うことは1度だって無かったし、これからも無いだろう。
だから、例えぼくが一日寝ていたとしても、
もう昨日のぼくでは無いのだ。
寝ている間にもぼくは変化しているし、ぼくを取り巻く状況も変わり続けているはずだ。
それでも人生が変わらないと思うなら、その原因は思う人の中に有る。
人生が変わっていないという思い込みが有るのだろう。
だから、人生を変える変えないの前に、その思い込みを手放す方が先だとぼくは思う。