最近人が怖く感じることがあるが何故か?
と木に訊いたときに、
木に見せられたイメージと、
木から聴いた話です。
* * *
青白い光の中に小さな黒い塊が見える。
人のようだ。ぼくだ。
どんどん落ちて行く。
行く先には、黒い丸い塊が見える。
(ここから落ちているぼくの視点に変わる。)
ぼくはその中に入って行く。
中に入る直前、目の前が真っ暗になり、
入った瞬間目の前が真っ白になり、
視界が戻って来るとそこには世界が在るというイメージが見えた。
* * *
人が怖いのは人に近付かないようにする為。
外の世界から遠ざかると、自分の内部に向かうしかない。
どんどん自分の中に入って行くと、やがて自分の中心に辿り着く。
そこを抜けると、外に飛び出すのだ。
陰極まれば陽に転ず。
世界の理だ。
それを身をもって経験することになるだろう。
それと同時に世界(の理)を知ることになる。