今まで必死に
守ってきた
その身が引き裂かれ
声をあげられなくなるまでに
腕に庇い続け
ああ、
そこまで守る価値の
あるものだっただろうか
もう
ちっぽけな欠片
このまま沈めてさ
光を失くして
その代わりに抱えた
あいとやらを
このまま沈めて
ねぇ、
ぶくり、ぶくり
音を立てて
必死に守ってきたものは
沈んでそうやって
あいでは
なくなった
なくなった
夢を見ていたよ
光に溢れ
幸を切にこいねがう
そんな夢
ぶくり、
音をたてる
欲しかったものは
なんだったのだろうか
そこまでして
欲しかったあいは
なかったのだと
音を聞いて
知ってしまったのだ
守る、ものだったのだろうか
あいとやらは
