ネットの海を彷徨っていたら、不思議な話に出逢いました。
歌うことを仕事としている人の話でした。喉をこわしてしまって、レーベルやファンからも必要とされなくなって絶望してしまう。それで、音楽業界から姿を消して、闇に落ちて雲隠れして数年。
小さな会社が雇ってくれて、そこで働くようになった。歌が上手いのに歌うことなんかまったく興味を持たない人たちばかりで、存在意義を否定されたようで頭にきてしまう。でもだからって、その仕事が特にじょうずにこなせるわけじゃない。文句も言えず、ただただ働かせてもらっているだけ。職場の連中は仕事はするけれど、馬鹿みたいに笑って、それで一日平穏に過ごしておしまい。なんでこんなことしてるんだろうとか、存在意義もなにもかも見失って、でももう完璧に歌うことはできなくて。で、そこの人に、その主人公はこう言われた。ただキミが笑ってればそれで良いんだよ、って。それで、ほっと、息を吐いた。

ていうお話でした。ストーリーだけぶっとばしてここに説明調で書いてるので感動は伝わんないかもしれないけど。とても素敵な話でした。