ぽつん、と
ひとつ
取り残されて

やっと光を
手にした

眩しくて
許された気がした
私を波だたせる
絶望や幸福から



満たされないのなら
このまま1人
何にも触れず
彷徨っていたい

溶けて
失くした身体ごと


彷徨っていたい





ああ、
光に堕ちて
わたしのはじまりへ
還ってゆくよ






汚れのない
眼で
総てを
見たような気がした

なにもなくて



やっと眼を閉じた