雨降りの朝は頭が痛い
重くなった空気は
脳みそに染み込んで
どっかの水嫌いの細胞が
仕事をさぼっているからだ
朝だよ目を開けてよ眠り姫
感情を感じる前に一つ息を吸って
触れた指先でなぞる唇は
歌でも奏でてよ
眠りが蝕んだ肺もきっと
朝の歌を思い出すよ
呼吸なんて嫌いなんて言わないで
動く心臓だって
きっと楽しかった筈
体中に朝の空気運んでさ
細い足首だってあたたかな色してた
今はもう雪みたいに真っ白だけど
塞がった道なんて気にしないで
どうせ死ぬんだから
急いだって変わらないよ
歩くこの先が見えないのに
誰も正しいなんて言わないから
ねぇ起きてよ朝だよ眠り姫
紡いだ糸の針は何回刺したの
なんも、感じないの
ねぇ、朝を何回考えた?