息を吸って
息を吐いて
そのまんま吸えなくなった
この世界にさようなら
もういいかい

寒い空に機械の臭い
凍えた指先は粉々に砕け散って
足元はどこだっけ
邪魔なものは灰になった

チョコレィトのように溶けてどろどろになって
触ろうとしてもどれが皮膚だかわからない
感情の始末にもう間に合わないからって
ひとつ、目を閉じて
瞼の裏に呟いた


もういいよ


太陽のように身を焦がして