至近距離で猫草の放った空気弾に万事休すの仗助を間一髪救った人物とは……?!
感想その3です、お付き合い下さい。
『お…億泰!』
億泰よみがえりキッターー!!
「YES I am!」とか言っちゃいそうな、この上ないタイミング。
『いっつもよー。不思議に思うんだぜ。俺のこのザ・ハンドで削り取った物は一体どこへ行っちまうんだろうってな』
『ま、俺頭悪いから深く考えると頭痛起きるけどよ。ホレ』
淡々とザ•ハンドで空気弾を削り取りつつ、いつもの疑問を独りごちる億泰。
そして…
『俺…変な夢を見たぜ』
『夢の中で暗闇を歩いてるとよぉ。光が見えて…』
これは…心臓も呼吸も止まってしまった肉体から離れ、霊体と化した億泰が見たあの世の入り口の様なものでしょうか?
『俺の死んだ兄貴に会ったんだ。兄貴の形兆さ』
水彩の様に淡く彩られた形兆…優しい様な寂しげな様な…
少なくとも現世で苦しい思いをしながら父親を葬る為、闇雲に矢を放っていた形兆が見せていた辛く厳しい表情は失せている気がします。
『「どこへ行くんだ億泰」って聞くから俺は「兄貴について行くよ」って。
だって兄貴はいつだって頼りになったし決断には間違いはねぇから安心だからな』
あの世の入り口に現れた(待っていた?)形兆を、幼さの残る無防備な顔をして見上げる億泰。
二人が過ごした重苦しい日常の中でも、こんな気の置けない表情を出来る安らいだ時間だってあったのかもしれない…
『そしたら兄貴が「お前が決めろ」って言うんだよ。
「億泰。行き先を決めるのはお前だ」ってな』
生前の形兆は、頼り無げな億泰に道を指し示し、時には自分の都合良い方向へ億泰を追いやる事もあったのではないでしょうか。
『お前が決めろ』と言って億泰の決断を促した形兆は、億泰を自分の意思で動けなくさせていた、『兄貴に付いていく』っていう呪縛から弟を解き放ちたかったんじゃなかろうか…
『俺はちょっと考えてよぉ…
「杜王町に行く」って答えたら目が覚めたんだ。
とても寂しい夢だったよ』
眉を少し潜めてちょっぴり悲しげに俯く億泰…
けど兄貴は弟が『杜王町に行く』っていう、仗助達のいる杜王町で未来を生きてくって前向きな決断を下してくれて、肩の荷が降りたと思うよ。
兄貴の声、億泰のモノローグだったので億泰自身の声になってましたね。
形兆がどんな風に億泰に話しかけるんだろうと思わないでも無いですが、形兆の表情が全てを語っていたのでそれで充分。
高木さんの穏やかで少ししんみりした優しい語りかけも、とても染みたなぁ…
『億泰…て…てめぇこんな時に呑気して夢なんか見てんじゃあねぇぜ!』
『おお。その悪態のつきぶり。その傷の割にはよー結構大丈夫そうじゃあねぇか』
普段と変わらない軽口の叩き合い、この切羽詰まった状況でなにやってんの…(泣)
仗助、このやり取りしながらどんな事思ったろう。
また、助けられなかった…悲しみと無力さと自分への怒りを押し隠して吉良を倒す一心で、億泰の死を受け入れた。
ギリギリの精神状態で、吉良との瀬戸際の攻防をしていたところにひょっこり億泰現れて、自分の危機を救いやがった…と思ったらついさっき見たとかいう夢の話を始めた(笑)
『やかましい!生きてんならよーさっさと目を覚ませコラァ!』
もう、堪えてた色々が決壊ですよね(涙)
喪失感も悲しさも悔しさも空気読めやも、安堵感も嬉しいも良かったもぜーんぶひっくるめたのが、あのボロボロこぼれ落ちる涙を拭おうともせず、悪態をつく仗助の泣き笑いなんでしょうね。
個人的な印象ですが、アニメは“嬉しい”の感情が原作より色濃く出てたかも。涙ながらも凄く嬉しそうに億泰に悪態ついてましたね、仗助。
億泰が臨死体験(?)をすることによって、仗助、億泰共過去に捕らわれていたことから解放される。
もう少しで杜王町の物語が幕を閉じるであろうタイミングってところがニクい!
『ば…馬鹿な…運命はこの吉良吉影に味方しているはずなのに…チャンスは私に訪れたはずなのに!』
さて、億泰のガオン一閃で形勢逆転。
吉良、自分に運命が味方してるなんて、思い上がりもいいとこだ。
『ストレイキャット!もう一弾喰らわせろ!』
億泰が器用に猫草のみをキラークィーンの腹から取り出します。
ザ•ハンド、空間丸呑みヴァニラアイスのクリームの上位互換とよく言われてますが、この使い方を目の当たりにすると納得もんですね。
吉良の切り札、ストレイキャッツも手中にして、俄然有利になった仗助達。
モゴモゴうごめく猫草が、毒気抜かれたみたいに可愛らしくなってて笑う。
そして、猫草を一瞬で手懐けた億泰…恐るべしッ
『ほら承太郎さん!今の大きな音はあの家からですよ!』
『み…見てください!あの人怪我をしている!』
泣きっ面に凶暴なスズメバチだなぁ~
最強スタンド承太郎に、先手を打てれば敵はいない露伴先生、成長性ピカイチ康一くん…
『仗助君と億泰君もいるぞ!』
『あの小僧…写真の川尻早人!』
『そしてあの男は川尻浩作だ。どうやら話が見えてきたようだ…』
消防車も到着して、吉良はいよいよ逃げ場を失いました。
チェックメイトってやつですね。
『お前に味方する運命なんて…
お前が乗れるかどうかのチャンスなんて
今ここにある正義の心に比べればちっぽけな力なんだ!
確実にここにある…今確かにここにある心に比べればな!』
バイツァダストで吉良を守る爆弾にされてから、早人くんは何度となく運命に押し潰されてきました。
けれど正義の心を奮い起こし、運命に抗って、抗って…!
吉良のバイツァダスト解除に成功した。
この台詞は、『運命に勝った』早人くんこそ、言うべきだと思います。
杜王町の人達の物語っていう4部のテーマを鑑みても、杜王町のスタンド使いでない(…多分)
一般人の早人くんが代表して啖呵を切るのが適切ですよね、きっと。
バイツァダストから始まる早人くんの主人公ばりの奮闘を、アニメで改めて追ってきて、すっかりこの子にホの字になってしまいました。
今、4部だったら川尻早人のスピンオフを読んでみたい!
ぶどうヶ丘高校に入学した早人くんの、持ち前の知恵と勇気でスタンド使いに挑む話…なんちて。
もちろん早人くんはスタンド使いではない、普通の男子高校生として。
成長した早人くん、めちゃ見てみたいです!短髪がいいなぁ~(ボソ)
……話が盛大にわき道に突っ込んだぞ…軌道修正します。
この吉良、早人くんを殺めちまって爪ガブガブしてたあの表情してますね…
今は絶望的に不利ですけど、吉良にはアレがまだ残ってる。
どうも事は簡単には済まなさそうです。
と、ここで to be continued。
37話の時点で長くなる事を示唆してましたが、その3まで書くことになろうとは…
感想として、読みにくいったらありゃせんぞ…
申し訳ないでェす……
最終話は出来るだけスッキリまとめるよう善処します!
多分…きっと…おそらく……orz
最終話、やはり黄金色で締めますか。
さよならしたくないよぅ…
そんな気持ちとは裏腹に次回が楽しみで仕方ないです!
これもラストだなぁ…
誰か私の時を飛ばしてぇぇーー••・・・(むせび泣き)
感想その3です、お付き合い下さい。
『お…億泰!』
億泰よみがえりキッターー!!
「YES I am!」とか言っちゃいそうな、この上ないタイミング。
『いっつもよー。不思議に思うんだぜ。俺のこのザ・ハンドで削り取った物は一体どこへ行っちまうんだろうってな』
『ま、俺頭悪いから深く考えると頭痛起きるけどよ。ホレ』
淡々とザ•ハンドで空気弾を削り取りつつ、いつもの疑問を独りごちる億泰。
そして…
『俺…変な夢を見たぜ』
『夢の中で暗闇を歩いてるとよぉ。光が見えて…』
これは…心臓も呼吸も止まってしまった肉体から離れ、霊体と化した億泰が見たあの世の入り口の様なものでしょうか?
『俺の死んだ兄貴に会ったんだ。兄貴の形兆さ』
水彩の様に淡く彩られた形兆…優しい様な寂しげな様な…
少なくとも現世で苦しい思いをしながら父親を葬る為、闇雲に矢を放っていた形兆が見せていた辛く厳しい表情は失せている気がします。
『「どこへ行くんだ億泰」って聞くから俺は「兄貴について行くよ」って。
だって兄貴はいつだって頼りになったし決断には間違いはねぇから安心だからな』
あの世の入り口に現れた(待っていた?)形兆を、幼さの残る無防備な顔をして見上げる億泰。
二人が過ごした重苦しい日常の中でも、こんな気の置けない表情を出来る安らいだ時間だってあったのかもしれない…
『そしたら兄貴が「お前が決めろ」って言うんだよ。
「億泰。行き先を決めるのはお前だ」ってな』
生前の形兆は、頼り無げな億泰に道を指し示し、時には自分の都合良い方向へ億泰を追いやる事もあったのではないでしょうか。
『お前が決めろ』と言って億泰の決断を促した形兆は、億泰を自分の意思で動けなくさせていた、『兄貴に付いていく』っていう呪縛から弟を解き放ちたかったんじゃなかろうか…
『俺はちょっと考えてよぉ…
「杜王町に行く」って答えたら目が覚めたんだ。
とても寂しい夢だったよ』
眉を少し潜めてちょっぴり悲しげに俯く億泰…
けど兄貴は弟が『杜王町に行く』っていう、仗助達のいる杜王町で未来を生きてくって前向きな決断を下してくれて、肩の荷が降りたと思うよ。
兄貴の声、億泰のモノローグだったので億泰自身の声になってましたね。
形兆がどんな風に億泰に話しかけるんだろうと思わないでも無いですが、形兆の表情が全てを語っていたのでそれで充分。
高木さんの穏やかで少ししんみりした優しい語りかけも、とても染みたなぁ…
『億泰…て…てめぇこんな時に呑気して夢なんか見てんじゃあねぇぜ!』
『おお。その悪態のつきぶり。その傷の割にはよー結構大丈夫そうじゃあねぇか』
普段と変わらない軽口の叩き合い、この切羽詰まった状況でなにやってんの…(泣)
仗助、このやり取りしながらどんな事思ったろう。
また、助けられなかった…悲しみと無力さと自分への怒りを押し隠して吉良を倒す一心で、億泰の死を受け入れた。
ギリギリの精神状態で、吉良との瀬戸際の攻防をしていたところにひょっこり億泰現れて、自分の危機を救いやがった…と思ったらついさっき見たとかいう夢の話を始めた(笑)
『やかましい!生きてんならよーさっさと目を覚ませコラァ!』
もう、堪えてた色々が決壊ですよね(涙)
喪失感も悲しさも悔しさも空気読めやも、安堵感も嬉しいも良かったもぜーんぶひっくるめたのが、あのボロボロこぼれ落ちる涙を拭おうともせず、悪態をつく仗助の泣き笑いなんでしょうね。
個人的な印象ですが、アニメは“嬉しい”の感情が原作より色濃く出てたかも。涙ながらも凄く嬉しそうに億泰に悪態ついてましたね、仗助。
億泰が臨死体験(?)をすることによって、仗助、億泰共過去に捕らわれていたことから解放される。
もう少しで杜王町の物語が幕を閉じるであろうタイミングってところがニクい!
『ば…馬鹿な…運命はこの吉良吉影に味方しているはずなのに…チャンスは私に訪れたはずなのに!』
さて、億泰のガオン一閃で形勢逆転。
吉良、自分に運命が味方してるなんて、思い上がりもいいとこだ。
『ストレイキャット!もう一弾喰らわせろ!』
億泰が器用に猫草のみをキラークィーンの腹から取り出します。
ザ•ハンド、空間丸呑みヴァニラアイスのクリームの上位互換とよく言われてますが、この使い方を目の当たりにすると納得もんですね。
吉良の切り札、ストレイキャッツも手中にして、俄然有利になった仗助達。
モゴモゴうごめく猫草が、毒気抜かれたみたいに可愛らしくなってて笑う。
そして、猫草を一瞬で手懐けた億泰…恐るべしッ
『ほら承太郎さん!今の大きな音はあの家からですよ!』
『み…見てください!あの人怪我をしている!』
泣きっ面に凶暴なスズメバチだなぁ~
最強スタンド承太郎に、先手を打てれば敵はいない露伴先生、成長性ピカイチ康一くん…
『仗助君と億泰君もいるぞ!』
『あの小僧…写真の川尻早人!』
『そしてあの男は川尻浩作だ。どうやら話が見えてきたようだ…』
消防車も到着して、吉良はいよいよ逃げ場を失いました。
チェックメイトってやつですね。
『お前に味方する運命なんて…
お前が乗れるかどうかのチャンスなんて
今ここにある正義の心に比べればちっぽけな力なんだ!
確実にここにある…今確かにここにある心に比べればな!』
バイツァダストで吉良を守る爆弾にされてから、早人くんは何度となく運命に押し潰されてきました。
けれど正義の心を奮い起こし、運命に抗って、抗って…!
吉良のバイツァダスト解除に成功した。
この台詞は、『運命に勝った』早人くんこそ、言うべきだと思います。
杜王町の人達の物語っていう4部のテーマを鑑みても、杜王町のスタンド使いでない(…多分)
一般人の早人くんが代表して啖呵を切るのが適切ですよね、きっと。
バイツァダストから始まる早人くんの主人公ばりの奮闘を、アニメで改めて追ってきて、すっかりこの子にホの字になってしまいました。
今、4部だったら川尻早人のスピンオフを読んでみたい!
ぶどうヶ丘高校に入学した早人くんの、持ち前の知恵と勇気でスタンド使いに挑む話…なんちて。
もちろん早人くんはスタンド使いではない、普通の男子高校生として。
成長した早人くん、めちゃ見てみたいです!短髪がいいなぁ~(ボソ)
……話が盛大にわき道に突っ込んだぞ…軌道修正します。
この吉良、早人くんを殺めちまって爪ガブガブしてたあの表情してますね…
今は絶望的に不利ですけど、吉良にはアレがまだ残ってる。
どうも事は簡単には済まなさそうです。
と、ここで to be continued。
37話の時点で長くなる事を示唆してましたが、その3まで書くことになろうとは…
感想として、読みにくいったらありゃせんぞ…
申し訳ないでェす……
最終話は出来るだけスッキリまとめるよう善処します!
多分…きっと…おそらく……orz
最終話、やはり黄金色で締めますか。
さよならしたくないよぅ…
そんな気持ちとは裏腹に次回が楽しみで仕方ないです!
これもラストだなぁ…
誰か私の時を飛ばしてぇぇーー••・・・(むせび泣き)