『杜王グランドホテルにはいかせない』
来ました、ハイウェイスター!!
『仗助の野郎気取りやがって~!』
『これがもし…紙にされたのがもし…バカだけどよぉ…
俺をいつも元気づけてくれるあの女どもだったらと思うと…あの女どもの誰かだったらと思うと!』
取り巻きの女の子達はこの言葉、嬉しいだろうなぁ
『てめぇ俺だってそうしたぜ!』
ここからは、裕ちゃんが黄金の精神で町の脅威に立ち向かいます。
町を守るのは町の人間。4部の主要なテーマですよね。
『てめぇや吉良吉影をこの街で生かしておくのはカッコ悪い事だぜ。よこせ康一を!』
吉良親父に手を貸しているエニグマの少年。彼を放置する事と吉良をのさばらせる事は動議。
巡り巡って取り巻きの女の子達に危害が加わるかもしれない。
町を守ることは、彼女らを守ること。
裕ちゃん、覚悟完了です。
『63…64…65km!パワーはないがこの噴上裕也のハイウェイ・スター、追跡は決してやめないぜ!』
ハイウェイスター、確か60km以上での追跡は不可能だったはず。
チャリオッツの射程距離が伸びたみたいに、裕ちゃんの覚悟にハイウェイスターが呼応したのか…
だったとしたら燃えます!
『タクシーが…止まったぞ』
『まだホテルに着いてないのに…まだ誰もタクシーから降りていない』
エニグマはタクシーをおとりに、裕ちゃん恐怖させる作戦に出ます。
『この紙の匂いは!仗助と康一の匂いがする!』
『待てハイウェイ・スター!まだドアを開けるな』
大人しく引き下がるハイウェイスター。
てかハイウェイスター、意志のあるスタンドなのかな~?
(奴の狙いは俺の恐怖心だ。どうやってビビらせるつもりか…それを見つけるんだ)
どちらが相手の上を行くか。スリリングな展開。
裕ちゃんとハイウェイスターは、エニグマを出し抜けるのか?!
罠その1。
ファイヤー!
ハイウェイスターがカッコ良くかき消して回避。
その2、蠍。
ホルホースみたく蹴り入れて回避?と思ったらハイウェイスターパーンチッ☆
その3、薬品。
『ま…待て…中から鉄の匂いがする…』
『落ち着け…奴の狙いは俺の恐怖心だ…俺をビビらせたら奴の勝ちだ。鉄…機械か?』
裕ちゃん、エニグマの間髪入れずに畳みかけてくる罠に恐怖のサインを出しそうになります…が!
『畜生!開けるしかねぇぜ!』
恐怖を抑え込む様に右手を握りしめる。熱い!
もう普通に応援しちゃいますよ。
『で…電流だ!電気をも紙の中に…』
罠その4。
電流。
そしてその5。
いきなりでけぇのが現れました。
紙の天敵、シュレッダー。
立て続けにこれだけの罠を仕掛けたエニグマの少年。
さぞかし骨の折れる作業だったのではなかろうか…
『切れない…仗助と康一が取り込まれる!』
エニグマの少年…拳銃ぶっ放すのも、シュレッダー本を細切れも、ガチすぎて引くわぁ…
『だ…駄目だ!ハイウェイ・スターのパワーではブッ壊して止めることができねぇ!』
承太郎、仗助みたいな物理攻撃には特化してないもんな。無機物の養分を吸い取るのも不可能ですし。
『仗助!康一!』
あぁ~堪えきれなかったか…
けど、今、裕ちゃんが感じてる恐怖は、我が身可愛さでの恐怖ではありません。
助けたい相手の命が切り刻まれる事への恐怖。
あの時下唇を噛んだ仗助とおんなじです。
ここの変化にもグッとくる…
『ついに触ったな噴上裕也。
アゴに触って怖がって。カッコ悪いぜその姿』
五七調でエニグマの少年が流れるように言い放つもんだから、笑えてしようがない。
口に出して読んでみてください!
癖になる気持ちよさ☆
『お前をビビらせるなんてすごく簡単なんだよ噴上裕也。エニグマが紙にできない者なんて誰もいない。誰だろうと簡単にな!』
『簡単?フン!だからこそいいんだぜ!』
敗北の瀬戸際からの逆転劇!
手に汗握るよなぁ!!
『俺の負けだ…マジでビビったよ』
『だが喜んで敗北するよ。ペラッペラの紙になったんでシュレッダーの中に手を突っ込められたからな!』
ハイウェイスターが、仗助と康一くんの紙を抱え出してんですね。そして…
『ドラァ!』
『俺は…喜んで…紙になる…ぜ』
またまた注目してくださいッ!
裕ちゃん、台詞も超絶イカしてるんですが、仗助達に“グッドラック”してんですよ!!
『幸運を祈るぜ』と。
イギーに後を託して暗黒空間に飲み込まれる覚悟を決めた、ポルナレフを彷彿させます。
『噴上裕也…おめー…なんか…ちょっぴりカッコイイんじゃあねぇかよ』
満を持しての仗助、康一くんの復活。
2人ともかっけぇなぁ~
なんか、上手いこと形容する言葉が見つからない。
あーもう、格好いい!
『寄るな仗助!この紙を見ろ!や…破くぞ!この紙の中には噴上裕也がいる…』
『ACT3!
3FREEZE!』
康一くん、ナイスアシスト!
って、終始一言も発しない康一くん。
……ブチ切れてる?
『俺お前を殺すって言ったよな。そうそう確かに言ったぜ』
『俺お前のようなタイプは絶対許さねぇって言ったよな。
人質取ってよぉ。人の精神に脅しかけてくる野郎はよぉ!』
仗助もブチ切れてますよ~
そりゃこうなるわ。なんの関係もない母親を、こんなおっかない目に合わせたんだから。
『反省するよ!悪かったと思ってるよ~…』
『おめーを見てて一つ気付いたことがある
、お前よぉ。怖がる時片目瞑る癖があるだろ?』
『だがもっと怖い時は両目を瞑る』
久々な気がします、敵スタンドへの渾身ドラララ。
けど今回、ボコられるだけじゃあないんよなぁ~
『観察するのが好き?じゃあしてろよな。黙って大人しく観察だけをよぉ~』
この学生スリーショット素敵です。
ヤンキー座りが板に付いてる康一くんに、紙からひょっこり顔出してる裕ちゃんにじわじわくる…
《エニグマの少年、宮本輝之介。本になったので再起不能!》
《本の内容は仗助は読んでいないが杜王町立図書館に寄付。エニグマのタイトルを館員に言うと持って来てくれる。貸出禁止。この本を読んでるとたま~に声が聞こえるような気がする》
結構、本になって身動きもできない状態で居続けるのは酷との意見を耳にしますが、
拳銃で仗助を撃ち殺そうとしたり、シュレッダーで細切れを企てる様な行動を見てても、逃す事は出来ないですよ。
やっぱりエニグマの少年は身動き取れぬ様な状態にしておくべきだと思います。
スタンド能力って途中解除出来たら、危険人物を無力化させた上で社会復帰もさせられるんでしょうけどね~
『助けなんか読んでも無駄だよ。さっさと写真燃やそ。ね?』
先生のTELの先は…
康一くん!
エニグマ戦が終わった後、登校してからの帰りでしょうか。
それにしてもハードな1日ですな…
(撮るんだ…パパがパパでない証拠を…絶対に!)
早人くん、学業が疎かになってないか、ちょっと心配。
けど、彼が一心に追いかけている事柄は、学業以上に大切な事なんですよね。
あらペプシ。EDの協賛に企業名ありましたが、この先サン○リーの商品が4部に出てくることありましたかね?
今シリーズ、“7月15日(木)” 。
吉良戦に向けて、ギアを上げてきているのを感じます。
終わりが近いのを感じる寂しさと同じ位、熱い吉良戦の名シーンが見れるというワクワクも止まらない。
まずは、チープトリックの完結編だな。露伴先生と康一くんの奮闘、期待してます!