安倍さんが突然の銃撃により亡くなったことは

日本中に、世界にも、衝撃を与えました。


銃で人を撃つ。

これはいかなる理由があっても許されないこと。


しかし、

色々なことを判断する時に

感情やイメージに頼ってはならないと思います。

きちんと情報を整理して

事実に基づいて考える必要があります。





まず、今回の銃撃の理由。

政治思想的なことが理由ではなく

統一教会への恨みが

統一教会と繋がりのある安倍さんへ向かった

恨みからくる殺人。


この事件を

テロとか

民主主義への冒涜とか

そのように解釈するべきではない。




それから、

統一教会と安倍さんに繋がりがあったのは

事実であり

容疑者の「思い込み」ではない。

全国霊感商法対策弁護士連絡会の会見や

いくつかの関連記事により

そのことがわかります。




もしも統一教会の代表を撃っていれば

安倍さんは犠牲にならなかったわけですが、

そうだったら良かった、

と言って終われる問題ですか?

それでは何も解決しないですよね?


なぜ安倍さんが犠牲に?

と憤っている人こそ

恨みの原因となっている統一教会の行いを

知るべきだし

安倍さんはじめ政治家と統一教会の繋がりを

追及する必要があります。

前述の

全国霊感商法対策弁護士連絡会の会見を

見るだけでも

わかることがあるはずです。


今回のようなことを繰り返さないためにも

なぜこのような恨みが生まれたのか

ということに向き合わなければいけません。

(もちろん

恨みがあるからって人を殺してはいけない

というのは大前提だけれども。)


この問題を

「安倍さんかわいそう」というムードの中で

うやむやにすることは許されない。

人の命が犠牲になっているんだから。




それから、国葬の話。

安倍さんが亡くなったことを悲しむ国民がいる、

各国の要人から哀悼のメッセージが届いている、

それは事実。


でも、だからって、

税金を遣って国葬をするという話は理解しがたい。

そういうことを

感情や雰囲気で決めてはならない。


頼むから、

政治家もマスコミも

国民を置いてきぼりにしたまま

暴走しないでほしい。。。