本屋さんで目にした運命の写真。
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それは、
雑誌「クロワッサンSpecial特別編集 片付けて解消、暮らしのストレス。」
に掲載されていました。
かの有名なゆるりまいさんの
お家の写真です。
まず印象的なのが、
リビングの写真です。
部屋の中央はがらーんとしていて、
ダイニングテーブルと椅子が
窓辺にあります。
テレビは壁掛け。
部屋にはそれしかないのです。
そして壁面収納の中には、
ティッシュ、ハサミ、リモコン。
台所の棚には、
琺瑯の真っ白なスプーンやフォーク。
それだけなんです。
例えばカトラリーケースとか
文房具をしまう引き出しとか
そういうものはありません。
あまりに物がなさすぎる写真を見て、
思わず笑ってしまいました。
一緒に本屋に来ていた夫にも見せると
「うわー、何もないね」
と驚いている様子。
うちのリビングや壁面収納とは
大違いです。
世の中にはこんなにスッキリ
暮らしている人もいるんだな、
ということを初めて知りました。
雑誌は買わずに帰ったのですが、
家に帰ってからも、
あのがらーんとした衝撃的な写真が
忘れられません。
頭の中で、あの写真の印象が
どんどん膨らんでいきます。
掃除がしやすそうだし、
物の管理やお手入れも
しやすそうだなあ。
でも、
あんなに物を減らしたら
暮らしていけないんじゃないかな。
いや、でも、
ゆるりまいさんはあのお家で
暮らしているんだ。
いや、でもでも、
うちにはこんなにたくさん物があって
あそこまで減らすことはできない…。
いや、でもでもでも、
もしできたら
どんなにスッキリするだろう。
最初は
物がなさすぎて笑ってしまった
写真でしたが、
いつからか
その潔いスッキリしたおうちに
憧れる気持ちが芽生え始めたのです。
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