暑い中にも徐々に秋風を感じるようになり、「先週わが子の運動会が終わった」もしくは「今週末に控えている」という家庭も多いのではないでしょうか? 運動会は“子どもの晴れ舞台”ですから、親として楽しみなものです。
ところがそんな気分に水を差すような、保護者の“目に余るモラル違反”が存在するのもまた事実。子どものいる場所で堂々と違反行為をするのは、子どもの成長に悪影響を与える“毒親”といえそうです。
そこで今回は、『WooRis』が376名の子持ちママを対象に行ったアンケートをもとに、“運動会で目の当たりにした非常識マナー”5つをご紹介します。
■非常識1:飲酒や喫煙
校内や園内は、原則として“禁煙・禁酒”です。例えそれがイベントごとであっても同様で、保護者のモラルが問われます。
・「ビールを飲み、寝ている。見苦しい。子ども達には見せたくない。」
・「校庭でタバコ、酒をのんでいた。恥ずかしい感じがした。子どもに悪影響だと思った。」
こういった行為は、周りが迷惑するだけでなく、子どもたちにも悪影響を与えます。中には父親たちだけで宴会が始まって、酔っぱらっていた人や寝ていた人がいたという話も……!?
飲酒・喫煙に関する迷惑極まりない行為に、怒りがおさまらないという意見が多数寄せられました。
■非常識2:場所取りのルール違反
運動会では我が子の勇姿を見るために、いい場所を確保したい気持ちはみんな同じ。しかし、ルール違反をしてまで良い位置を確保するのはいかがなものでしょうか。
・「お昼の時間までは事前の場所取り禁止なのに、お昼前から場所取りをしていた。しかも“場所取り禁止!”の張り紙の前で。この両親とはあまり関わらないようにしよう、と思いました。」
・「他の人の場所を横取りして、注意されても退かなかった。とても不愉快だった。親だけでなく、その子どもとも関わり合いたくないと思った。」
また、大きいシートを広げての場所取りや、前の席なのにテーブルと椅子を持ち込み、後ろの人たちが見えなくなってしまうという事態も……!
自分たちさえ良ければいい……そんな親の背中を見て育つ子どもの将来が心配になってしまいます。
■非常識3:ゴミの放置
どんなイベントでも問題になる“ゴミ放置”問題。出したゴミは持ち帰るのが当然なのですが、残念ながらそういった基本的なことすらできない保護者がいるようです。
「ゴミ放置は、後で知りえた行為であったが、運動場の片隅で、ガラの悪い方が多く、観戦しているというか宴会しているような騒ぎ。近くを通るのも遠慮してしまう感じ。」
「ゴミを捨てて帰っていった。不快だったし、付き合いたくないと思った。」
騒ぐだけ騒いで、挙句の果てに汚して帰る……これが子どもに見せる大人の姿だとは思えません。「立つ鳥跡を濁さず」と口酸っぱく言われた学生時代を思い出してほしいものですね。
■非常識4:撮影禁止場所で撮影
カメラやビデオで撮った記録は、親せきに披露して盛り上がったり、数年後は親にとって最高の宝物となります。その為、いい場所から撮影をしたいのは理解できますが、撮影場所として指定されていない場所から撮るのは当然NGです。
「我が子を撮影するために、生徒席まで入り込んでいく保護者。恥ずかしくないのだろうか。」
「保護者が入ってはいけないところ(本部席や生徒席)で写真を撮る。」
誰もが好き勝手な場所で撮影してしまったら、運動会は正しい運営ができなくなってしまいます。子どもでも守れるルールを親が守れないとは……もはや“異常事態”です。
■非常識5:キャンプしている
近年、運動会がテントだらけで野外音楽フェスのようになっているとの話があります。一昔前までは運動会でテントを張る行為自体考えられなかったことですが、今はテントエリアを設けている運動会もあるとのこと。
「禁止されている場所でのチェア使用・テント使用。マナーが守れない人間が子どもを産むな。」
「昼食にみんながお弁当を食べているときに、バーベキューをしている家族がいた。しかも場所がテントのない応援席だったのでびっくりした。」
テントを張るにしても、サイズを考慮するほか、タープなど場所をとるものは周りに迷惑をかけてしまいます。テント禁止エリアでのテント張りはもってのほかですね。
また、バーベキューというニオイと煙が発生する行為も、レジャーと勘違いしているとしか思えません。少しは周囲のことを考えて行動してほしいところです。
いかがでしたか? 自己中心的な大人の行為を見聞きするのは、非常に気分が悪いもの。そういった行為を堂々と公の場でする親ですから、日常でも「付き合いたくないな……」と思われるのも当然のことです。そして、親がやらかした行為で一番被害を受けるのは“子ども”です。
子どもをモラルのある大人に育てるのは、親のモラルある日常行為です。運動会に限らず、常日頃から子どもは親の影響を受けていることを忘れずに過ごしたいですね。