コンビニエンスストアやスーパーマーケットの飲料品売り場を眺めてみると、ノンシュガーをうたった商品が多くみられます。コーラやスポーツ飲料、他にもたくさんのものに、カロリーゼロバージョンがあるように、需要は年々増えているようです。
食べ過ぎてしまった時や、ダイエット中の女性はついつい買ってしまいますよね。
でもこれって実際効果はあるのでしょうか。信じて飲んでいる人もいれば、気休め程度に飲んでいる人、健康に悪そうだから飲まないという人もいるでしょう。
そこで今回はノンカロリーの飲み物は本当に太りづらいのか、体にどんな影響を与えるのかを、イスラエル・ワイツマン科学研究所のエラン・エリナフ博士とエラン・シーガル博士らによるチームが発表した論文を参考に検証していきます。
■1:カロリーゼロの仕組みとはまずこのような商品は多くのエネルギーを持つ糖を、人工甘味料に置き換えることによって、カロリーをカットしています。この添加物は、舌を通った際、「甘い」と感じるものの、その後は体内に吸収されることなく腸を通過していくのが特徴です。
■2:マウスの実験の結果……しかしこの人工甘味料にあるリスクが潜んでいるといいます。
ただの糖を与えたマウスと人工甘味料を与えたマウスで、比較実験を行ったところ、前者には異常は見られなかったのに対し、後者には血糖値が高いまま下がらなくなったという結果が。
この値が上がり過ぎると、糖がエネルギーへと変わる過程ですべて処理しきれず、余った分が脂肪として体内に蓄積されていくのです。同様の実験を人間にも応用したところやはり同じような結果が得られたようです。
■3:なぜ血糖値が上昇するのか?ラベルを見るとよく書いてある、アスパルテーム、スクラロース、サッカリンの3種類の人工甘味料は腸内細菌の増殖を妨げてしまうといいます。そのせいで血糖値を下げるインスリンの働きが低下してしまうという結果に。この状態は耐糖能異常と呼ばれ、様々な疾患の元になってしまいます。
以上、ノンカロリーの飲み物が体に与える影響についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この研究を見るに、糖尿病などの生活習慣病を防ぐために飲んでいたものが逆にその原因になってしまっていると考えられます。病気から身を守るためには、人工物には頼り過ぎず、自らの力で悪い習慣を見直していく必要がありますね。
