生命保険に加入したほうがいいだろうな、と思いながら、実際にどんな保険に加入したらいいのか、悩んでしまっている人も、いらっしゃるのでは?
あるいは、現在加入している保険が本当に自分に合っているものなのか、漠然とした不安を感じている人もいるかもしれませんね。
では、保険に携わる人たち、いわゆる保険のプロは、どんな点に着目して、自分自身が加入する保険を見定めているのでしょうか。
外資系保険業界に10年以上携わる黒川雄二さんに、保険のプロは絶対に加入しない生命保険の特徴を3つ教えていただきました。
さっそく、ご紹介していきましょう!
■1:保険料の“安さ”ばかり全面的に押す保険
「保険料は保険会社が独自に決められるものではなく、金融庁に認可を取らなければならず、他社と比べて著しく高かったり安かったりする商品を販売することはできないんです。
よって、安いにはそれなりの理由や、その仕組みの違いがあることを理解する必要があるんです」
保険に限らず、どんな商品でも“適正価格”がありますが、保険も同様ということですね。
極端に安い商品に加入する場合には、その理由をしっかりと理解した上で加入するほうが賢明といえるでしょう。
■2:「誰でも入れます」のようなキャッチフレーズ
「現代の保険は基本的に“大数の法則”に基づいて運営されていますから、保険事故(支払事由)の発生確率が高いと考えられるものは、保険料も高くなり、低いものは安くなると言えます。
例えば“病気でも加入できる”という保険は、一般のそれよりも保険料が高いということになる。
よって、注意が必要だといえますね」
とにかく保険に加入しなきゃ!と焦っている場合など、内容をよく精査せずに加入資格ばかり気になってしまうかもしれませんが、“なぜ誰でも加入できるのか”の理由を理解した上で、判断するほうがよいといえそうです。
■3:手軽な手続きを強調
「もともと加入者が仕組みを理解するのが難しいといわれている生命保険を、“手軽に、Webで、その場で”など、簡単に契約ができるとなると、“加入すること”自体が目的となり、万が一の時に家族を経済的な問題から守るという、生命保険を契約する一番の目的を見失うことに繋がりかねません」
確かに保険は、加入することが目的なのではなく、万が一の際にどれだけの“安心”が得られるのかが大きいですよね。
「生命保険には入口(加入)と出口(支払)があり、昨今は、入口ばかりに注目されがちですが、出口のほうがその何倍も重要です。
何故なら生命保険契約は、その出口の手続きをする時に、入口の手続きをした本人が“いない”という、他には無い特殊な商品だからです
そのことを十分に理解して、加入することが、生命保険を契約する上で、とても大事だといえるでしょう」
以上、保険のプロは絶対に加入しない生命保険の特徴をお伝えしましたが、いかがでしたか?
保険のプロである黒川さんは、加入者の経済状況、健康状態、考え方によっても必要な保険は異なるものだと言います。
みなさんも、現在加入している保険が自分に適しているものなのか、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。